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道徳的コンピタンスを育成する道徳教育カリキュラムの開発に関する研究-環境教育・国際理解教育等の教育課題を中心に-

研究課題

研究課題/領域番号 09780198
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 教科教育
研究機関国立教育研究所

研究代表者

西野 真由美  国立教育研究所, 教科教育研究部, 主任研究官 (40218178)

研究期間 (年度) 1997 – 1998
研究課題ステータス 完了 (1998年度)
配分額 *注記
1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
1998年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
1997年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
キーワード道徳教育 / 道徳的コンピタンス / カリキュラム / 批判的思考力 / 国際理解教育 / 哲学教育 / コミュニケーション能力
研究概要

1. 道徳的コンピタンスの教育的意義に関する理論的研究
(1) 道徳的コンピタンスの育成をはかるカリキュラムの先進事例として、オーストラリアで実施されている「子どものための哲学的探究」のカリキュラム研究を行った。「子どものための哲学的探究」の実態に関する資料を収集し、教育目標・内容・活動と教材・評価の在り方について分析した。さらに、このカリキュラムと日本の道徳教育とを比較検討し、道徳教育において問題解決能力や批判的思考力を育成できない原因を考察した。
(2) 倫理・価値に関する教育の将来の在り方に関する教育界有識者(平成9年度実施)の結果分析を、諸外国における調査結果と比較分析し、日本の道徳教育の特色を明らかにするとともに、グローバルな視点から、道徳教育の将来カリキュラムを構想した。
2. 道徳教育カリキュラム開発のための実証的研究
国際理解教育・情報教育・環境教育等の教育課題に取り組んでいる先進的な実践校(小字校4校・中学校4校)における道徳教育の実践を調査研究し、これらの教育課題を中心とする道徳教育カリキュラムの在り方を検討した。
3. 道徳的コンビタンス育成のための教材開発
道徳的コンビタンスの育成のためには、ディスカッションを中心としてコミュニケーション能力の育成を図る道徳の授業が有効であることが、本研究から明らかとなった。にもかかわらず、従来の道徳の授業には、このようなコミュニケーションを図る教材の開発や活用が不十分である。そこで、子どもが、道徳的問題について自由にディスカッションするための教材開発を目的として、読み物資料・ビデオ教材・パソコンソフトなどの多様な教材について、それぞれの特色を生かした開発の在り方を研究した。

報告書

(2件)
  • 1998 実績報告書
  • 1997 実績報告書

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公開日: 1997-04-01   更新日: 2016-04-21  

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