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現代中国法の歴史的連続と不連続

研究課題

研究課題/領域番号 10112203
研究種目

特定領域研究(A)

配分区分補助金
研究機関一橋大学

研究代表者

王 云海  一橋大学, 法学部, 助教授 (30240568)

研究期間 (年度) 1997 – 1998
研究課題ステータス 完了 (1998年度)
配分額 *注記
800千円 (直接経費: 800千円)
1998年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
キーワード現代中国法 / 封建中国法 / 民国期中国法 / 制度としての法 / 結果としての法 / 文化建設 / 結果重視的方策 / 現代中国刑事法
研究概要

本研究のテーマは、「現代中国法の歴史的連続と不連続」であるが、現代中国刑事法を中心に研究を進めて来た。まず、研究の視点として、「封建中国法」、「民国期中国法」、「近代市民法」という三つ概念を立てて、その相互関連の中で現代中国法の性格及びその将来を分析した。その結論として、現代中国法は、制度レベルとして、「民国期中国法」と同じく、「封建中国法」に対する否定であって、より「近代市民法」的なものとなっており、この方向性が今後も増大する、という結果に至っている。次に、法の評価は、制度としてのみならず、結果レベルでも見る必要があるとして、「制度としての法」と「結果としての法」という二つの概念を作って、「結果としての法」から見れば、「現代中国法」は「近代市民法」から問題視されるところがまだ多いことを示唆した。最後に、「現代中国法」の将来は、文化建設などの結果重視的方策にかかっていると結論づけた

報告書

(1件)
  • 1998 実績報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (4件)

  • [文献書誌] 王 云海: "中国の刑事法律扶助の現状" 季刊刑事弁護. 13号. 156-159 (1998)

    • 関連する報告書
      1998 実績報告書
  • [文献書誌] 王 云海: "中国刑法改正の到達点及びその問題点" 法律時報. 69巻7号. 45-49 (1997)

    • 関連する報告書
      1998 実績報告書
  • [文献書誌] 王 云海: "賄賂の刑事規制-中国、東国、日本の比較研究-" 日本評論社, 513 (1998)

    • 関連する報告書
      1998 実績報告書
  • [文献書誌] 王 云海(共著): "中国の人権と法-歴史、現在そして展望-" 明石書店, 430 (1998)

    • 関連する報告書
      1998 実績報告書

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公開日: 1998-04-01   更新日: 2016-04-21  

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