研究課題/領域番号 |
10470491
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
医薬分子機能学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
藤井 信孝 京都大学, 薬学研究科(研究院), 教授 (60109014)
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研究分担者 |
井深 俊郎 京都大学, 薬学研究科(研究院), 教授 (80025692)
大高 章 京都大学, 薬学研究科(研究院), 助教授 (20201973)
玉村 啓和 京都大学, 薬学研究科, 講師 (80217182)
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研究期間 (年度) |
1998 – 2001
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研究課題ステータス |
完了 (2001年度)
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配分額 *注記 |
10,600千円 (直接経費: 10,600千円)
2001年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
2000年度: 2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
1999年度: 2,400千円 (直接経費: 2,400千円)
1998年度: 4,700千円 (直接経費: 4,700千円)
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キーワード | 立体的選択的合成反応 / アスパルチルプロテアーゼ / 基質遷移状態模倣型阻害剤 / aza-Payne転位 / β-セクレターゼ / HIVプロテアーゼ / 有機銅試薬 / アルケン型ジペプチドイソスター / ペプチドイソスター / ゲノム情報集約型ライブラリー / 立体配座固定 / αVβ3インテグリン拮抗剤剤 / 癌 / アルツハイマー型痴呆症 / エイズ / 有機亜鉛-銅複合試薬 / ペプチドリード医薬品 / Ru-触媒メタセシス閉環反応 / グローバル配座固定 / HIVプロテアーゼ阻害剤 / 抗腫瘍活性 / β-secretase / マラリア / 多剤耐性HIV型プロテアーゼ / Plasmepsin II / aza-Payne転位反応 / 基質遷移状態模倣型酵素阻害剤 / オレフィンメタセシス閉環反応 / (E)-Alkcnc型dipcptidcisostcrc / 非天然型アミノ酸誘導体 / 基質遷移状態ミミック構造 / 遷移金属触媒 / ボンベシンアンタゴニスト / ケモカインアンタゴニスト |
研究概要 |
ペプチドを医薬品に結び付けるための種々の立体選択的合成反応の開発を行うとともに、数種のペプチド性医薬品候補化合物の適合化について検討した。 1.アスパルチルプロテアーゼの基質遷移状態模倣型阻害剤のKey Substructure Unitを構成するホモキラルな1,2-アミノアルコール類やアミノヒドロキシ酸の高収率、高立体選択的合成法としてOne-Pot aza-Payne 転位-Epoxy開環反応を開発した。また本法の応用として、高活性ペプチド性HIVプロテアーゼ阻害剤を見出すとともに、アルツハイマー病の発症に関するβ-セクレターゼ阻害剤の分子設計・合成研究をおこなった。さらに、本反応をO, N-アシル基転移反応と共役させることにより、本法のコンビナトリアル合成への適用を計り、その有用性を実証した。 2.アルケン型ジペプチドイソスターの立体選択的合成法の開発に取り組み、下記の項目に関して理論的活実践的な検討を加え、所期の計画を大幅に上回る研究成果をあげることができた。 1)アミノ酸をキラルプールとする完全立体制御合成プロセス 2)3置換、4置換EADIの立体選択的合成法 3)有機銅試薬によるone-pot還元ー酸化的アルキル化反応(R-O Areaction)を活用した(Z)-フルオロアルケン型ジペプチドイソスターの立体選択的合成法 4)有機亜鉛-銅複合試薬によるSN2'反応を活用したαー位に官能基を有するEADIの立体的選択的合成法 さらにこれらの基盤研究をもとに、最近見出された各種の生理活性ペプチド(bombesin, integrin antagonist, CXCR4 antagonist, nociceptin)のN-末端、C-末端、type II' β-turn構造に(E)-アルケンユニットを導入してnMオーダーの高い活性を有する各種受容体特異的アゴニストあるいはアンタゴニストを見出した。
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