• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

「総合的学習」のカリキュラム開発を促進する経営的要因の抽出に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 10610266
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 教育学
研究機関九州大学

研究代表者

中留 武昭  九州大学, 大学院・人間環境学研究科, 教授 (20082901)

研究分担者 篠原 清昭  九州大学, 大学院・人間環境学研究科, 助教授 (20162612)
村川 雅弘  鳴門教育大学, 学校教育学部, 教授 (50167681)
天笠 茂  千葉大学, 教育学部, 教授 (80151116)
研究期間 (年度) 1998 – 1999
研究課題ステータス 完了 (1999年度)
配分額 *注記
3,400千円 (直接経費: 3,400千円)
1999年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
1998年度: 2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
キーワード学校改善 / 学校文化 / 教育課程経営 / 連関性 / 協力性 / 連関カリキュラム / 体験的、課題解決学習 / アクションリサーチ / 連関性と協力性 / カリキュラムマネジメント / 特色ある学校・教育づくり / 地域社会とのネットワーク / 生きる力の構成内容 / 実践的研究方法 / アメリカの総合的学習 / リーダーシップ / Connected Curriculum / 研究開発学校 / モラール / 協働
研究概要

本研究は2002年どから本格実施となる「総合的学習」のカリキュラムを規定することになる経営的要因を構造的に解明することによって総合的学習を効果的に促進し、学校改善をはかっていくための諸条件を抽出しようとするものである.
方法的には総合的学習の基軸となるカリキュラム開発のパラタイム(連関性と協力性)を理論的に明らかにし、これを検記するための義量調査を先迫実施校と未実施校とに分けて比較検討し、次いで先迫校のケーススタディーを(13校)実施し、最後にアメリカの連関カリキュラム(Connected curiculum)開発のフィールドワーク成果との比較によって以下の仮説を検討してみたものである。
(1)総合的学習の実施は各学校が積極的な学校文化・風土を醸成することによって学校改善に有効に機能する
(2)総合的学習のカリキュラム開発は学校全体のカリキュラム開発の必要性とそのための創意工夫ある戦略の策定とを必然的に促す
(3)総合的学習の基軸は教育課程のの内容上、方法上の連関性と運営上の協力性に求められるが、この双方は合わせてワンセットのコンセプトとして学校改善に有効に機能する
(4)総合的学習のカリキュラム開発によって児童・生徒にとっては新しい学力観による資質,能力をて言うことになると共に、講師にとってもこの学習を通して新たな指導形態(支援)を生み出す契機ともなり、そこに双方間に教育における新しい関係を生み出すものとなる.
(5)総合的学習のカリキュラム開発には講師による内省的考察をベースにした実践的研究(アクションリサーチ)が活性化することになる.
(6)総合的学習のカリキュラム開発はウチ(学内)とソト(地域)において開かれた学校を促進するものでなる.

報告書

(3件)
  • 1999 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 1998 実績報告書
  • 研究成果

    (8件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (8件)

  • [文献書誌] 中留武昭: "総合的学習のカリキュラムマネジメントの基軸と戦略(1)〜(12)"教職研修(教育開発研究所)(1999.5月号-2000年2月号). 12

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      1999 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 中留武昭: "日米の総合的学習比較論(1)〜(11)"学校経営(第一法規出版)(1999.4月号-2000年3月号). 15

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      1999 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] Takeaki NAKADOME: "A Comparative Study of Connected Curriculum between Japan and America"School Management(A Series),. 84. 1999 (2000)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      1999 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] Takeaki NAKADOME: "A Basic Viewpoint and Strategy of Curriculum Management on Connected Curriculum(Sogo Gakushu)(1)〜(12)"Journal of Teacher Education(A Series),. 96. 1999 (2000)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      1999 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 中留武昭: "総合的学習のカリキュラムマネジメントの基軸と戦略(連載)"学校経営. 44巻第4号〜45巻第3号(12回). (1999)

    • 関連する報告書
      1999 実績報告書
  • [文献書誌] 中留武昭: 教育研修. 320〜331号(9回). (1999)

    • 関連する報告書
      1999 実績報告書
  • [文献書誌] 中留 武昭: "総合的学習のカリキュラム開発の理論と実践" 学校経営(連載1999年4月号から2001年3月まで).

    • 関連する報告書
      1998 実績報告書
  • [文献書誌] 中留 武昭(編著): "学校文化を創る校長のリーダーシップ" エイデル研究所, 325 (1998)

    • 関連する報告書
      1998 実績報告書

URL: 

公開日: 1998-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi