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動脈硬化症における血管内皮セレクチンシグナル伝達機構の役割

研究課題

研究課題/領域番号 11158205
研究種目

特定領域研究(A)

配分区分補助金
研究機関東京医科歯科大学

研究代表者

吉田 雅幸  東京医科歯科大学, 難治疾患研究所, 助教授 (80282771)

研究分担者 安河内 幸雄  東京医科歯科大学, 難治疾患研究所, 教授 (60037398)
研究期間 (年度) 1999
研究課題ステータス 完了 (1999年度)
配分額 *注記
1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
1999年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
キーワード動脈硬化 / セレクチン
研究概要

粥状動脈硬化症においてはその初期から、Tリンパ球やマクロファージのような炎症牲細胞の集属が認められ、動脈硬化症の発生及び進展に炎症反応が重要な役割を果たしていることが分かってきた。この炎症性細胞の血管壁への集簇には、セレクチン、IC AM-1,VCAM-1などの接着分子とそのリガンドとの結合が重要であることが指摘されている。我々は、アデノウイルスを用いた高効率遺伝子導入法を開発し、生体血管内に類似した流速存在下での接着分子の機能解析を行うことシステムを構築した。さらにこの実験で得られたデータを画像処理および画像解析することにより、接着因子とケモカインとの双方によるローリング現象から接着現象にかけての制御メカニズムを明らかにした。この実験系を用いて動脈硬化における白血球接着の分子機構を明らかにし、その制御をつうじて新たな治療方法を確立していきたい。

報告書

(1件)
  • 1999 実績報告書

研究成果

(4件)

すべて その他

すべて 文献書誌

  • [文献書誌] M. Yoshida, R.E. Gerszten, et al.: "HMG-CoA Reductase inhibitor induced reduction of monocyte adhesion to vascular endothelium involves small GTP binding protein"Circulation suppl.. 100. I-693 (1999)

    • 関連する報告書
      1999 実績報告書
  • [文献書誌] R.E. Gerszten, G. Zepada, et al.: "MCP-1 and IL-8 trigger firm adhesion of monocytes to vascular endothelium under flow conditions"Nature. 398. 718-723 (1999)

    • 関連する報告書
      1999 実績報告書
  • [文献書誌] R.E. Gerszten, T. Matsui, et al.: "PI3 kinase is necessary for MCP-1 induced adhesion of the monocytic THP-1 cell line under flow"Circulation suppl.. 100. I-615 (1999)

    • 関連する報告書
      1999 実績報告書
  • [文献書誌] 吉田雅幸: "抗接着分子療法による白血球浸潤の制御"医学のあゆみ. 190. 971-974 (1999)

    • 関連する報告書
      1999 実績報告書

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公開日: 1999-03-31   更新日: 2016-04-21  

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