研究課題/領域番号 |
11205207
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研究種目 |
特定領域研究
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
理工系
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
古谷 研 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 教授 (30143548)
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研究分担者 |
才野 敏郎 名古屋大学, 地球水循環研究センター, 教授 (60126068)
斉藤 誠一 北海道大学, 大学院・水産科学研究科, 教授 (70250503)
高橋 正征 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (50111357)
石坂 丞二 長崎大学, 水産学部, 教授 (40304969)
石丸 隆 東京水産大学, 水産学部, 教授 (90114371)
蓮本 浩志 東京大学, 海洋研究所, 助手 (10164807)
武田 重信 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 講師 (20334328)
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研究期間 (年度) |
1999 – 2002
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研究課題ステータス |
完了 (2003年度)
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配分額 *注記 |
11,300千円 (直接経費: 11,300千円)
2002年度: 2,800千円 (直接経費: 2,800千円)
2001年度: 2,800千円 (直接経費: 2,800千円)
2000年度: 2,800千円 (直接経費: 2,800千円)
1999年度: 2,900千円 (直接経費: 2,900千円)
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キーワード | 基礎生産 / 植物プランクトン / 北東アジア縁辺海 / 海色 / GOOS / NEAR-GOOS / 海洋環境モニタリング / 北東アジナ縁辺海 |
研究概要 |
光生物学的な手法により北東アジア縁辺海の基礎生産力をモニターするための手法に関して以下の成果が得られた。1.太陽光による励起により植物プランクトンから発生するクロロフィル蛍光から基礎生産速度を見積もるアルゴリズムを確立した。これにより測器を一定水深に吊下することで基礎生産力を連続的にモニターすることが可能になった。2.東シナ海および日本海で得られた光生物学的パラメーターの観測結果を用いて、既往の全球基礎生産力アルゴリズムの検証実験を行った。その結果、PBobtの見積が、各モデルにおける基礎生産推定の精度を大きく左右するとと、海面クロロフィルaが水柱積算基礎生産量の推定に最も重要な衛星パラメーターであることを認めた。当該海域ではKameda & Ishizakaモデル(印刷中)の性能が最も性能か良いことを認めた。3.このモデルを採用して海色衛星リモートセンシングにより得られるクロロフィル画像および海面光量と海面水温情報から11週間の時問分解能でクロロフィルおよび基礎生産マップを作成するためのデータ処理体制が整備された。これにより1996〜2002年の期間でOCTSおよびSeaWiFS画像からNEAR-GOOS海域の週間マップ週間マップを作成した。4.上記のマップから、1998年と1999年では日本海の春季ブルームの形成規模が大きく異なることが明らかになり、1999年の生産が有意に高いことが認められ、衛星観測の有用性が示された。5.NEAR-GOOS海域では懸濁物質が多く、海中の光環境が外洋域のように海水と植物プランクトンだけで主に決まっているわけではないために、既存のクロロフィルおよび基礎生産推定アルゴリズムにさらなる改良が望まれる。本研究によりその開発のためのデータベースが充実し、今後の研究の展開が図られた。
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