研究課題/領域番号 |
11490010
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
広領域
|
研究機関 | 政策研究大学院大学 |
研究代表者 |
伊藤 隆 政策研究大学院大学, 政策情報研究センター, 教授 (30011323)
|
研究分担者 |
梶田 明宏 宮内庁, 書陵部, 主任研究官
御厨 貴 政策研究大学院大学, 大学院・政策研究科, 教授 (00092338)
有馬 学 九州大学, 大学院・比較社会文化研究院, 教授 (80108612)
武田 知己 東京都立大学, 法学部, 助手 (20311897)
季武 嘉也 創価大学, 文学部, 教授 (40179099)
|
研究期間 (年度) |
1999 – 2000
|
研究課題ステータス |
完了 (2000年度)
|
配分額 *注記 |
14,500千円 (直接経費: 14,500千円)
2000年度: 6,200千円 (直接経費: 6,200千円)
1999年度: 8,300千円 (直接経費: 8,300千円)
|
キーワード | 日本近代史 / 史料情報機関 / 史料所在情報データベース / Date base for Historical Archives |
研究概要 |
ア)史料目録の収集 この2年間に於いて、概ね200点の目録を購入あるいは寄贈によって収集し、入力してデータベース化した。また、われわれ自身が収集した史料もあり、その整理も行った。ただし、すべてを入力し終わるには至らなかったが、これらの一部は、本研究会のホームページhttp//:kins.grips.ac.jpに追加掲載した。これによって、相当充実したデータベースが取り敢えず完成したと確信している。また、目録も無く、存在そのものも従来あまり知れ亘っていない史料を掌握するため、全国各地に12回の出張を行い、地元関係者から口頭での調査を行った。 イ)ヒアリングこの2年間で合計14名の歴史研究者、史料保存機関関係者からヒアリングを行った。ここでは、史料所在情報のみならず、外国でのインターネット利用、情報公開法施行後の問題点、イメージ情報の管理方法などが紹介され、新史料情報機関設立に向けて非常に参考となった。ただし、それで十分な解決策が得られたものは少なく、多くは今後の課題として残された。なお、これらヒアリングは速記録を作成し、上記のホームページ上で公開する予定である。 ウ)ホームページの作成と運営 現在、史料情報を公開するのに最も有効な方法はインターネットだと考え、従来のシステムをさらに強化した形で上記のホームページを作成し、われわれの成果を広く公開した。また、よりよき方法を目指して、研究会参加者たちの間で討論を行った。 エ)成果報告書の作成 単に成果のみならず、上記のような多彩な調査内容をも盛り込んだ、480頁に及ぶ冊子体の成果報告書を作成した。内容的にはホームページと重複するが、今後これらを全国の史料保存機関、歴史研究者等に配布し、より有益な全国的なネットワーク作成に向けて彼等の理解、協力を得ていく予定である。
|