研究課題/領域番号 |
11670450
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
内科学一般
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
大塚 毅 九州大学, 医学部附属病院, 助手 (50213773)
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研究分担者 |
新納 宏昭 日本学術振興会, 特別研究員
下田 和哉 九州大学, 医学部附属病院, 助手 (90311844)
中島 衡 九州大学, 医学部附属病院, 助手 (70188960)
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研究期間 (年度) |
1999 – 2000
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研究課題ステータス |
完了 (2000年度)
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配分額 *注記 |
2,900千円 (直接経費: 2,900千円)
2000年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
1999年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
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キーワード | 単球・マフロファージ / 好中球 / 慢性関節リウエチ / CD40 / 抗炎症性サイトカイン / シクロオキシゲナーゼ / 細胞内シグナル伝達 / 遺伝的多型 / 単球・マクロファージ / 慢性関節リウマチ / ミクロオキシゲナーゼ / シグナル伝達 |
研究概要 |
生体内での意義が注目されるCD40L-CD40によるヒト単球活性化機構を解析し、以前報告したLPSあるいはIFN-γを介した刺激経路と比較検討を行った。 ヒト単球に対してIFN-γあるいはGM-CSFによりCD40が強く誘導された。CD40を介したシグナル伝達はこれまでCD40Lを発現させた細胞との共培養により確認されていたが、今回の実験結果より抗CD40抗体のみにてもTNFα,PGE2発現が強力に誘導されることから、他のco-stimulatory moleculeの介在を必要としないことが明らかになった。PGE2誘導はCOX-2遺伝子発現誘導に基づくが、細胞内のシグナル伝達過程でMAPキナーゼさらにはNFκBの活性化が確認された。CD40L-CD40によるMAPキナーゼ活性化はLPSによる活性化とは異なった挙動を示し、IL-4やIL-10によるTNFα,PGE2産生制御過程においても相違が認められた。 以上の結果より、RAなどの慢性炎症性疾患における単球・好中球活性化はLPS刺激下とは異なることが考えられた。RA患者顆粒球における活性化にはERK2,p38 MAPキナーゼ経路が重要であった。現在、p38 MAPキナーゼを阻害する様々な化合物に対して、RAモデル実験動物に対する治療効果判定、ならびにヒトRA患者白血球に対する効果判定を実行中で、新しいRA治療薬あるいは抗炎症薬の開発にも着手している。
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