研究課題/領域番号 |
11671194
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外科学一般
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研究機関 | 大阪医科大学 |
研究代表者 |
平松 昌子 大阪医科大学, 医学部, 講師 (80309153)
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研究分担者 |
谷川 允彦 大阪医科大学, 医学部, 教授 (00111956)
左古 昌蔵 大阪医科大学, 医学部, 助手 (80288711)
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研究期間 (年度) |
1999 – 2002
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研究課題ステータス |
完了 (2002年度)
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配分額 *注記 |
3,700千円 (直接経費: 3,700千円)
2002年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2001年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
2000年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
1999年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
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キーワード | 手術侵襲 / アポトーシス / リンパ球 / エンドトキシン吸着 |
研究概要 |
1.敗血症におけるリンパ組織apoptosisの誘導 C3H/HeNマウスを用いたCecal Ligation and Puncture (CLP)敗血症モデルにおいては、胸腺皮質・脾白色髄・小腸Peyer's patch等のリンパ組織にapoptosisが誘導された。LPS腹腔内投与による敗血症モデルではapoptosisは胸腺のみに誘導されることより、脾・小腸などのリンパ組織ではendotoxinに依存しないapoptosis誘導の機序が考えられた。 2.出血性ショックにおけるリンパ組織apoptosisの誘導 マウスのhemorrhagic shock / Resuscitation (HEMS)モデルにおいてもCLPモデルと同様の組織、細胞内局在にapoptosisが誘導された。脾・小腸のapoptosisはSODおよび低分子量のSOD mimeticであるMn-TBAPにより抑制された。これらはまたHEMSマウスの生存率を向上させたことより、ショック/蘇生時のSOD製剤の治療的効果も期待できると考えられた。 3.外科侵襲後のリンパ球apoptosisの誘導 外科侵襲後のリンパ球のサブセットを術後経時的に測定し、CD4+細胞が減少することを確認した。同時に採取した血液からリンパ球を分離し、apoptosis assayを行ったところ、高度侵襲を伴う外科手術では末梢血リンパ球のapoptosis細胞が増加することが明らかとなった。敗血症症例においても術前、術後の末梢血リンパ球数、サブセットを経時的に追跡測定した。また摘出標本からリンパ組織を採取し、apoptosis assayを施行したところ、敗血症患者においてもリンパ球のapoptosisが増加していることが示唆された。 グラム陰性菌に起因した敗血症症例においてPMX(エンドトキシン吸着)を行った症例でも同様に、術前後のリンパ球apoptosisを検討したが、PMXによるリンパ球apoptosis抑制効果は認められなかった。
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