研究課題/領域番号 |
11672041
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
矯正・小児・社会系歯学
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研究機関 | 新潟大学 |
研究代表者 |
高田 真仁 (2000) 新潟大学, 歯学部, 助手 (10251828)
毛利 環 (1999) 新潟大学, 歯学部, 助手 (10251836)
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研究分担者 |
毛利 環 新潟大学, 歯学部, 助手 (10251836)
花田 晃治 新潟大学, 歯学部, 教授 (90013979)
森田 修一 新潟大学, 歯学部, 助教授 (60157899)
濱本 宜興 新潟大学, 歯学部, 助手 (40231526)
中島 民雄 新潟大学, 歯学部, 教授 (10014010)
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研究期間 (年度) |
1999 – 2000
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研究課題ステータス |
完了 (2000年度)
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配分額 *注記 |
3,500千円 (直接経費: 3,500千円)
2000年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
1999年度: 1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
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キーワード | 歯の移植 / 歯の矯正 / セメント質形成 / エナメル上皮 / エナメル基質 / アポトーシス / 歯の矯正移動 / 歯根膜 / 上皮系細胞 / アメロジェニン |
研究概要 |
平成11年度:ラット系の実験系とともにモルモットの実験系の確立を試みた。また、歯の移植に関する臨床的な考察についての論文を発表した。 平成12年度:モルモット臼歯セメント質形成に対するエナメル上皮細胞の関与を明らかにする目的で、セメント質形成とエナメル基質との関係および、エナメル上皮細胞のアポトーシスの局在を観察した。材料と方法:体重300-700kgのモルモット3匹の上下顎骨を摘出し、4%PFA固定、10%EDTA脱灰した後、パラフィン切片を作製した。そしてH&E染色、免疫組織化学染色(抗ケラチン抗体、抗アメロジェニン抗体)、アポトーシス細胞検出、アメロジェニンm-RNA発現細胞の検出を行った。結果と考察:モルモット臼歯は歯冠セメント質がエナメル質上に形成された歯冠類似部分と、無細胞セメント質が象牙質上に形成される歯根類似部分を有していた。歯冠類似部分のセメント質形成はエナメル芽細胞の連続性消失後に生じるエナメル基質の露出に関連し、歯根類似部分のセメント質は、ヘルトビッヒ上皮鞘の連続性消失後に生じるエナメル基質の露出に関連ていた。また、エナメル芽細胞とヘルトビッヒ上皮鞘の連続性消失にはアポトーシスが重要な役割を果たしていると思われた。また、エナメル質に囲まれた溝の中に形成された軟骨様セメント質内に、アメロジェニンに対する反応が観察され、さらに、溝に面した細胞の一部にアメロジェニンのmRNAの発現が認められたため、この細胞が分泌している可能性が示唆された。この結果を論文に発表した。ラット系に関しては現在留学中の毛利が研究を進めている。
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