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太陽ニュートリノ観測のための超高感度ラドン計の製作

研究課題

研究課題/領域番号 12047210
研究種目

特定領域研究(A)

配分区分補助金
審査区分 理工系
研究機関東京大学

研究代表者

森山 茂栄  東京大学, 宇宙線研究所, 助手 (50313044)

研究期間 (年度) 2000 – 2001
研究課題ステータス 完了 (2001年度)
配分額 *注記
3,600千円 (直接経費: 3,600千円)
2001年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
2000年度: 2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
キーワードニュートリノ / 太陽ニュートリノ / スーパーカミオカンデ / ニュートリノ振動 / ラドン / 純水
研究概要

昨年度に引き続き、水中のラドン濃度を測定するラドン計の改善策を考察した。
水中のラドン濃度を測定するラドン計は、長期間湿度の高いところで動作するために安定した動作が必要とされる。本年度の主な改善点はラドン計の測定を長期間にわたって安定して測定が行われていることを調査することにあった。このためにフラッシュADCで測定を行い、異常なシグナルなどが発生していないことを確認するのが目的である。それ以外にも目的がもうひとつあった。現在のラドン計のバックグラウンドの多くは高いエネルギーのアルファ線がダイオード裏面から入射することによって発生している可能性が高いと考えられ、ダイオードの改良を行う必要があるかもしれないと考えられている。当研究では、この波形を詳細に検討し、どのような理由によってこのバックグラウンドが発生しているのか、また発生しているのは長期間測定のために突発的に発生しているものではないのか、などを調査することにあった。現在のところはっきりわかっている原因はないが、波形の解析についてさらに細かい検討が必要である。他のグループによってダイオードの構造を変更する研究が行われているが、当該研究によって得られた知見とあわせて今後より高い感度を持つラドン計が製作できると考えている。
本年度の研究費は主に安定動作調査のための消耗品購入や、これらの改善およびそれらによってもたらされたスーパーカミオカンデによる研究結果を発表する国際会議の出席のために使用した。

報告書

(2件)
  • 2001 実績報告書
  • 2000 実績報告書

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公開日: 2000-04-01   更新日: 2018-03-28  

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