研究課題/領域番号 |
12215023
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研究種目 |
特定領域研究
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
生物系
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
清木 元治 東京大学, 医科学研究所, 教授 (10154634)
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研究分担者 |
後藤 勇 東京大学, 医科学研究所, 助手 (40323638)
森 英俊 東京大学, 医科学研究所, 教務職員 (00323642)
木全 弘治 愛知医科大学, 分子医学研究所, 教授 (10022641)
宮崎 香 横浜市立大学, 木原生物学研究所, 教授 (70112068)
森本 幾夫 東京大学, 医科学研究所, 教授 (30119028)
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研究期間 (年度) |
2000 – 2004
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研究課題ステータス |
完了 (2004年度)
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配分額 *注記 |
281,100千円 (直接経費: 281,100千円)
2004年度: 54,000千円 (直接経費: 54,000千円)
2003年度: 54,000千円 (直接経費: 54,000千円)
2002年度: 62,100千円 (直接経費: 62,100千円)
2001年度: 54,000千円 (直接経費: 54,000千円)
2000年度: 57,000千円 (直接経費: 57,000千円)
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キーワード | がん / 浸潤・転移 / マトリックスメタロプロテアーゼ / MT1-MMP / MMP-2 / CD44 / ラミニン / 癌細胞 / 細胞外基質 / MTCBP-1 / ヒアルロン酸 / 膜型マトリックスメタロプロテアーゼ / 細胞運動 / 浸潤転移 / メタロプロテアーゼ / MMP-7 / CD82 / インテグリン |
研究概要 |
膜型マトリックスメタロプロテアーゼ(MT1-MMP)は、細胞上で細胞外基質分子や接着分子を切断することにより、がん細胞の浸潤や増殖を制御するプロテアーゼである。今年度は、その基質であるCD44とラミニン5に着目してその作用を解析した。接着分子であるCD44はMT1-MMPと結合し、MT1-MMPの局在を制御すると同時にMT1-MMPによって切断される。今回、MT1-MMPによるCD44の切断部位を決定し、切断部位特異的な抗体を作成した。その結果、MT1-MMPがCD44の主たる切断酵素であるADAMとは異なる部位を切断すること、また、MT1-MMPによる切断が腫瘍部において亢進していることを明らかにした。 MT1-MMPはラミニン5に対しても切断活性を持つと同時に、ラミニン上での細胞運動を亢進させる。今回、ラミニン5のgamma2モノマー鎖はヘテロトリマーで存在する分子に比べて10倍の感受性でMT1-MMPによってプロセッシングされEGF様活性を持つ断片を生成することを明らかにした。CD44およびラミニン5のプロセッシングに関与すると報告されている他のプロテアーゼとの関係で、MT1-MMPが担当する部分の理解が深まった。
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