研究課題/領域番号 |
12305018
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
電力工学・電気機器工学
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研究機関 | 佐賀大学 |
研究代表者 |
山部 長兵衛 佐賀大学, 理工学部, 教授 (30093082)
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研究分担者 |
林 信哉 佐賀大学, 理工学部, 助手 (40295019)
猪原 哲 佐賀大学, 理工学部, 講師 (90260728)
佐藤 三郎 佐賀大学, 科学技術共同開発センター, 助教授 (80264141)
古部 敏也 岩尾磁気工業株式会社, 企画開発室, 研究員
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研究期間 (年度) |
2000 – 2002
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研究課題ステータス |
完了 (2002年度)
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配分額 *注記 |
18,730千円 (直接経費: 16,300千円、間接経費: 2,430千円)
2002年度: 5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2001年度: 5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2000年度: 8,200千円 (直接経費: 8,200千円)
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キーワード | 水中気泡内放電 / オゾン / 水処理 / 活性ラジカル / OHラジカル / パルスパワー / 過酸化水素 / オゾナイザ / 活性種 / 水質改善 / 脱色 / 泡放電 / 溶存オゾン / H_2O_2 |
研究概要 |
(1)2枚のディフユーザを用いた泡部領域での活性種の生成と水処理: 波長領域300-335nmのOHラジカルからの発光測定を酸素、Arおよび空気を用いて測定した。水は精製水を用いた。OHラジカルからの放射光強度は充電電圧の増大と共に大きくなった。H_2O_2の最大濃度40mg/l(酸素)および35mg/l(空気)が得られた。この場合のガス流量は51/minで、電圧14.5KVで放電処理時間は10分である。インジゴ法で測定した水中溶存オゾン濃度は最大で0.13mg/lであった。 (2)水中微小気泡内放電による活性種の生成と水処理: 水中気泡内放電で生じたオゾンのうち、水面上に排出されたガス(酸素)中のオゾン濃度は最大で約6.4g/Nm^3であった。一方、水中オゾン濃度は約0.3mg/lであった。 発光分光法によりOHラジカルの生成を確認し、印加電圧の増加とともにOHラジカルも比例的に増加した。 青色を呈するインジゴカルミン水溶液が本方式により脱色することが確かめられた。 (3)分解物質(酢酸)水溶液の放電処理: 本方式により酢酸水溶液の放電処理を行ったが、その効果は確認できなかった。このため、新たに気層-液層界面放電方式を用いて処理を行ったところ、酢酸の処理が可能であることが確かめられた。
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