研究課題/領域番号 |
12450030
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用光学・量子光工学
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研究機関 | 奈良工業高等専門学校 |
研究代表者 |
一岡 芳樹 奈良工業高等専門学校, 校長 (30029003)
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研究分担者 |
小西 毅 大阪大学, 大学院・工学研究科, 助手 (90283720)
谷田 純 大阪大学, 大学院・工学研究科, 助教授 (00183070)
押田 至啓 奈良工業高等専門学校, 電子制御工学科, 教授 (70149954)
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研究期間 (年度) |
2000 – 2001
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研究課題ステータス |
完了 (2001年度)
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配分額 *注記 |
12,300千円 (直接経費: 12,300千円)
2001年度: 3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
2000年度: 9,300千円 (直接経費: 9,300千円)
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キーワード | 超短光パルス / 時空間変換 / 時間-周波数変換 / 光情報処理 / 光計測 / スペクトログラム / 信号処理 / 位相 |
研究概要 |
本研究では、光による超高速空間並列処理・信号通信と柔軟な時系列処理を特長とする電気的処理を融合させた、実現性の高い超高速時空間情報獲得・処理・変換・伝送システムを検討・開発することを目的としている。さらに、この超高速光時空間インターフェースシステムをもとに、超高速非線形光変調素子を介在させた、超並列処理と超高速処理の融合が可能な新しい時空間フォトニック情報システムのモデルを確立する。本年度は、超短光パルスレーザを光源とする超高速光時空間インターフェースシステムの実験システムを試作し、現在までに得られた要素技術に対する基礎データをもとに超高速情報処理の検討を行った。本年度の研究により得られた成果・知見は以下の通りである。 1.超短光パルスを用いた情報変換処理の具体例として、フォトニックネットワークで必要とされる超高速ヘッダ信号の認識実験を行った。実験の結果、600ギガヘルツのフェムト秒超短光パルスの4ビット認識実験に成功した。 2.上記1の超高速ヘッダ信号認識実験で用いる認識用空間フィルタの最適化設計を行い、全ての4ビットパターンに対する認識の原理確認に成功した。
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