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肝硬変による脾機能亢進に対する脾臓照射の基礎的研究

研究課題

研究課題/領域番号 12670898
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 放射線科学
研究機関大阪市立大学

研究代表者

福田 晴行  大阪市立大学, 医学部, 講師 (10295686)

研究分担者 田代 真理  大阪市立大学, 医学部, 助手 (20295702)
山田 龍作  大阪市立大学, 医学部, 教授 (90047085)
細野 雅子  大阪市立大学, 医学部, 助手 (00315988)
研究期間 (年度) 2000 – 2011
研究課題ステータス 完了 (2001年度)
配分額 *注記
2,700千円 (直接経費: 2,700千円)
2001年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
2000年度: 1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
キーワード肝硬変 / 脾機能亢進症 / 放射線治療 / 基礎的研究 / 放射線療法 / ラット
研究概要

肝硬変による二次性脾機能亢進症に対する治療として、脾臓への放射線照射が有用であるか否かの基礎的検討をおこなった。Jcl:Wistar系ラットを用いてチオアセトアミド(TAA)を定期的に投与することにより肝硬変・脾腫ラットを作製し、実験に使用した。脾臓への放射線照射に伴う変化をみるために、正常ラットと脾腫ラットの脾臓にX線を照射し、血中の血小板数、白血球数、赤血球の変化を観察した。また、脾腫ラットにおいては、CTにて脾臓の大きさの変化の測定をした。結果として、(1)脾腫ラットにおいて、脾臓へ放射線照射を行うことにより、血小板数の増加がみられた。(2)放射線照射によって、腫大した脾臓のサイズが縮小した。(3)白血球数は一時的に減少したが、次第に正常に復した。(4)赤血球数には変化は見られなかった。以上より、脾臓への放射線照射により、脾機能亢進症、特に血小板減少の改善が見られ、肝硬変による2次性脾機能亢進症に対する放射線治療の可能性が示唆された。

報告書

(3件)
  • 2001 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 2000 実績報告書

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公開日: 2000-04-01   更新日: 2016-04-21  

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