| 研究課題/領域番号 |
12680205
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| 研究種目 |
基盤研究(C)
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| 配分区分 | 補助金 |
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| 応募区分 | 一般 |
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| 研究分野 |
教育工学
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| 研究機関 | 富山大学 (2001-2002)
上越教育大学 (2000) |
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研究代表者 |
小川 亮 富山大学, 教育学部, 助教授 (00194465)
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| 研究分担者 |
井上 毅 滋賀大学, 教育学部, 教授 (40211750)
柴田 好章 上越教育大学, 学校教育学部, 講師 (70293272)
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| 研究期間 (年度) |
2000 – 2002
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| 研究課題ステータス |
完了 (2002年度)
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| 配分額 *注記 |
3,500千円 (直接経費: 3,500千円)
2002年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2001年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
2000年度: 1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
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| キーワード | 情報教育 / 高等教育 / 情報リテラシー / 測定・評価 / 教育評価 / コンピュータ不安 / 大学 / 情報活用スキル / カリキュラム評価 / 教員養成 / 教師教育 |
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| 研究概要 |
本研究では、情報教育の効果の測定と評価を行うために作られた、コンピュータ不安検査の研究成果をふまえて、大学(高等教育)における情報教育の効果を測定する情報活用スキルテストを作成することを目的として進められた。このテストは情報社会に対する学習者の態度をあわせて測定評価するものとする。平成12年度〜平成14年度の3年間の研究によって、学部学生のリテラシーのレベルの分析、情報活用態度の調査項目の検討、大学における情報教育のカリキュラムの検討、教師として必要な情報活用能力の内容の分析などを行った。報告書では、第1部においてコンピュータ不安と情報機器操作のスキルの関連を教育学部の大学1年生と3年生を対象に調査研究した結果を、第2部において操作スキルに情報活用スキルの調査項目を加えて、これらの変化が発達的にどの段階で起こるかを発達的に比較検討した結果を報告している。
研究の結果、大学1年生の基本的なコンピュータリテラシーを習得する科目を受講することで、操作技能は確実に上昇することが示された。大学1年生と3年生を比較すると大学3年生のほうが操作スキルは上昇しているが、コンピュータに対してネガティブな感情が強くなる傾向にあることが示された。また、操作スキルの発達的変化と、習得による変化の検討では、コンピュータ操作のスキルについては小学校から大学までの発達的変化より、訓練による学習効果のほうが優勢であることが示された。すなわち、現在のようにどの年齢の学習者でも同様の水準の入門教育が必要であるような状況において情報活用のスキルを測定した場合には、年齢によるスキルの差は小さく、小学校の中学年以上では、どの年齢でもスキルを習得可能であることが示された。これらのことから、今回開発したスキル尺度の信頼性と妥当性が確認された。
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