研究課題/領域番号 |
12771452
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研究種目 |
奨励研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
医療社会学
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研究機関 | 帝京大学 |
研究代表者 |
橋本 英樹 帝京大学, 医学部, 講師 (50317682)
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研究期間 (年度) |
2000 – 2001
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研究課題ステータス |
完了 (2001年度)
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配分額 *注記 |
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
2001年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
2000年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
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キーワード | 医療面接 / プロセス評価 / 患者医師コミュニケーション / 会話機能 / 患者中心型面接 / グループ意志決定理論 / 非言語的コミュニケーション / 構成型客観的面接試験 |
研究概要 |
平成13年度研究実績は以下のとおりである。 1)患者-医師面接の教育手法の評価・分析。 構成型客観的面接試験(OSCE)の実施手順による、スコア信頼性の変動につき検討を行った。まず模擬患者の演技の標準化や評価者の標準化教育を行わないで実施した場合の信頼性係数は、0.5以下であり評価スコアの信頼性は学生の教育評価に耐え得るものではないことが判明した。平成13年度未に実施されるOSCE(平成14年3月9日実施)では訓練を受けた模擬患者を用い、演技の細部にわたって標準化のための打ち合わせを実施、かつ評価者についても事前にワークショップを開催して評価のばらつき要因を相互に検証する作業を行った。その結果実施されるOSCEの評価スコアについて信頼性係数の計算を再度行い、比較結果を得つつある。 2)患者-医師会話プロセスの評価法開発ならびに教育への応用性の検討。 非言語的コミュニケーションプロセスの評価法を開発するため、まず本邦における非言語コミュニケーションの実証データについて文献的に総括した。また欧米の先行研究のうち、日本人と米国白人との表情による感情表現の違いを検討したものについてもこれを参照した。これらをもとに、平成14年度医学部5年生を対象とする小人数セミナー(公衆衛生学実習)で医療面接に関する実習の企画を進めている。 3)その他 米国Harvard大学との共同研究:米国大学病院における会話データを用いて医師が会話中に用いる主語をエスノメソドロジーにより分析、その結果を第27回日本保健医療社会学会(平成13年5月・於東京大学)で口頭発表。
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