研究課題/領域番号 |
13129204
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研究種目 |
特定領域研究
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
理工系
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
渡會 仁 大阪大学, 大学院・理学研究科, 教授 (30091771)
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研究分担者 |
福本 敬夫 大阪大学, 大学院・理学研究科, 助手 (10199268)
文珠四郎 秀昭 大阪大学, 大学院・理学研究科, 助手 (80191071)
木原 壮林 京都工芸繊維大学, 大学院・工芸科学研究科, 教授 (60161543)
塚原 聡 広島大学, 大学院・理学研究科, 助教授 (50207338)
永谷 広久 兵庫教育大学, 自然系教育, 助手 (90346297)
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研究期間 (年度) |
2001 – 2003
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研究課題ステータス |
完了 (2003年度)
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配分額 *注記 |
56,900千円 (直接経費: 56,900千円)
2003年度: 4,600千円 (直接経費: 4,600千円)
2002年度: 18,000千円 (直接経費: 18,000千円)
2001年度: 34,300千円 (直接経費: 34,300千円)
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キーワード | 液液界面 / 単一分子拡散 / 界面集合体 / 分子認識 / 遠心液膜・顕微ラマン / 界面質量分析法 / 二相マイクロレースフロー法 / 極大波 / 二相マイクロシースフロー法 / 錯形成反応 / 単一分子反応 / 集合錯体形成反応 / 溶媒抽出 / 界面緩和法 / 分子動力学法 / 遠心液膜法 |
研究概要 |
液液界面に吸着した分子は二次元的にどのように動き回っているか。この点を実験的に明らかにするために、界面に吸着した単一蛍光分子の拡散ダイナミクスの測定法を確立した。そして、そのフォトンバースト計測より、一分子の界面拡散係数と界面の粘度を見積もることに成功した。また、遠心液膜法と共鳴ラマン顕微分光法を結合し、界面で生成するピリジルアゾ金属錯体のラマンバンドよりその反応速度測定に成功した。界面に吸着したパラジウム(II)-ピリジルアゾ錯体のイミン/アゾ共鳴のシグナル強度比が、水素結合によりイミン型が安定となることより、錯体分子周辺の水和状況(極性)を決定した。さらに、ピリジルアゾ金属錯体は界面において金属イオンに特徴的な集合体生成を示し、その集合体がジアジン分子や核酸塩基の分子構造を識別することを発見した。さらに、液滴の磁気泳動により界面濃度を決定する方法を考案した。 平成15年度までに、界面反応測定法とその装置開発、それによる界面単分子挙動、界面酸触媒反応や界面集合体生成等の特異反応を発見した。さらに、高速反応速度の解析には、マイクロ秒の測定を実現する必要があるが、高圧送液ポンプによる高速ジェットフロー法の装置を開発した。界面に生成する化学種のNMR測定やESI/MS測定のための準備研究を行った。また、フェムト秒レーザーを用いる第二高調波発生(SHG)/円偏光二色法の可能性を確認した。
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