研究課題/領域番号 |
13557232
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 展開研究 |
研究分野 |
臨床看護学
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研究機関 | 東海大学 |
研究代表者 |
藤村 龍子 東海大学, 健康科学部, 教授 (90070763)
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研究分担者 |
有田 清子 東海大学, 健康科学部, 講師 (00276875)
江川 幸二 神戸市看護大学, 助教授 (90276808)
雄西 智恵美 徳島大学, 医学部, 教授 (00134354)
長瀬 雅子 東海大学, 健康科学部, 助手 (90338765)
中澤 博江 東海大学, 医学部, 教授 (20110885)
村中 陽子 東海大学, 健康科学部, 教授 (30132195)
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研究期間 (年度) |
2001 – 2003
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研究課題ステータス |
完了 (2003年度)
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配分額 *注記 |
11,900千円 (直接経費: 11,900千円)
2003年度: 4,000千円 (直接経費: 4,000千円)
2002年度: 6,200千円 (直接経費: 6,200千円)
2001年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
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キーワード | デジタル教材 / 臨床判断能力 / 看護診断 / 看護介入 / 看護基礎教育課程 / 事例演習 / 成人看護学 / ビジュランQ&Aシステム / 事例学習 / デジタル教材開発 / 医療情報学 / 事例学習法 |
研究概要 |
<平成13年度の成果> デジタル教材作成の基礎資料とするために、本学で実施しているISDN回線とテレビ電話を用いた看護情報学の遠隔授業の評価を行い、国際学会Medinfo2001において発表。また、教材に関する評価を、成人看護学実習に於ける学生の戸惑いとの関連から分析をした。その結果から学習者ニーズを踏まえた教材開発の必要性と方向性が示唆された。そこで、デジタル教材作成の枠組みづくりに役立たせるために、事例学習法のケースパッケージ、VTR教材、CAIソフト等の使用状況をと評価に関する調査を、全国の看護系大学・短期大学165校に依頼実施した。一方で、デジタル教材開発に先駆けて、医学映像研究所作成のVTRソフト「口腔ケア」「感染コントロール」の編集・監修に取り組む。 <平成14年度の成果> 13年度に実施した全国の看護系大学・短期大学の事例学習方法の実態を分析・考察を行った。事例学習には、重要な基礎概念が意図的に包含されたデジタル教材の開発を望み、大学間での共同利用を求めていた。以上の実態を踏まえ、14年度の大半は看護学生の臨床判断能力を育成する為Web化設計のコースアウトラインの枠組みを検討し、ソフトの作成を行った。これまでに研究代表者が製作・監修に係わったVTR教材「アセスメント事例集:慢性呼吸不全患者の看護事例」を活用し、ビジュランVOD教育システムの中にinputし、専門的知識と推論を活用し状況判断能力を高める設問と解説を用意する作業を行った。作成過程の妥当性をUCLAにおいて共同研究者からe-Learning運営上の課題とサーバ管理について助言を得た。 <平成15年度の成果> 14年度の成果を、日本看護学教育学会において報告。昨年度よりソフト完成の作業を継続。専門家から設問・解説の妥当性を確認し、デジタル教材を看護学生に使用し評価を受けた。その結果については、16年7月の日本看護学教育学会に於いて2編の報告を行う。
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