研究課題/領域番号 |
13571028
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
東洋史
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研究機関 | 龍谷大学 (2003-2004) 岡山大学 (2001-2002) |
研究代表者 |
佐藤 智水 龍谷大学, 文学部, 教授 (40116463)
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研究分担者 |
黄 暁芬 東亜大学, 総合人間文化学部, 教授 (20330722)
宮崎 洋一 広島文教女子大学, 人間科学部, 助教授 (50258290)
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研究期間 (年度) |
2001 – 2004
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研究課題ステータス |
完了 (2004年度)
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配分額 *注記 |
12,300千円 (直接経費: 12,300千円)
2004年度: 2,400千円 (直接経費: 2,400千円)
2003年度: 2,800千円 (直接経費: 2,800千円)
2002年度: 3,600千円 (直接経費: 3,600千円)
2001年度: 3,500千円 (直接経費: 3,500千円)
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キーワード | 南北朝時代 / 北魏 / 仏教 / 碑林 / 造像銘 / 墓誌 / 華北 / 拓本 / 南北朝 / 仏像 / 石刻 / 石刻文字 / 造像 / 北朝 / 石窟 / 道教 / 石核文字 |
研究概要 |
4年間の研究期間において、5回の中国現地調査と、3回の欧米博物館・美術館での調査を行った。中国で訪れた石窟・摩崖は20カ所、寺院・廟は26カ所、博物館・文物保管所は合計38カ所である。アメリカ合衆国では13カ所、ヨーロッパはイギリスで2カ所、スイスで1カ所の博物館・美術館を訪れた。そのほか、日本国内の博物館・美術館も23カ所を訪問して、石刻史料の調査・収集に従事した。訪れたすべての所で収穫があったわけではないが、本調査研究の目的は、第一に4〜6世紀の石刻文字史料の収集であり、実地調査の結果、文物の残存状態や史料の調査方法についていくつかの点で認識を新たにした。 1)残存する史料のなかでは仏教造像銘が圧倒的に多い 2)仏教造像には地域的差異が顕著に見られる 3)刻まれた文字の解読には熟達した技能が必要 4)現地調査には事前の周到な準備が必要 5)海外に流出した文物には貴重な史料が多い 6)効率的な調査方法の開発が必要 目的の第二は、収集した史料(写真・メモなど)の整理と文字の移録作業であるが、その成果の一部については、研究成果報告書の史料編に紹介した。 目的の第三は、石刻史料をもとに、中国史学・考古学・書道史・美術史・仏教学など、多角的な視点から分析と研究を進めることであるが、その成果の一端については、研究成果報告書の研究編に紹介した。
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