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細胞内外に分かれて存在するPancortin蛋白群の機能と意義の解析

研究課題

研究課題/領域番号 13770006
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 解剖学一般(含組織学・発生学)
研究機関福井医科大学

研究代表者

永野 隆  福井医科大学, 医学部, 助教授 (70272854)

研究期間 (年度) 2001 – 2002
研究課題ステータス 完了 (2002年度)
配分額 *注記
2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
2002年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
2001年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
キーワード神経科学 / 発生工学 / 遺伝子欠損マウス / 大脳皮質 / Pancortin / 遺伝子改変マウス
研究概要

大脳皮質に優勢発現することを指標に我々が以前単離したpancortin遺伝子はalternative splicingによって合計4種類の蛋白質をコードし、それらは細胞外で安定に存在するもの(細胞外型Pancortin)2種と細胞内で産生と分解が盛んに繰り返されるもの(細胞内型Pancortin)2種とに分類できる。最近ニワトリおよびカエルの細胞内型Pancortinホモログが神経細胞の移動や分化を制御するとの所見が他グループから発表されたが、細胞外型Pancortinの機能については不明のままである。そこで我々は細胞外型Pancortinの機能を明らかにする目的で本研究においてその欠損マウスの作成を進めてきた。
細胞外型Pancortinの産生に必須と考えられるエクソンの翻訳領域を不安定化green fluorescent protein(GFP)cDNAと置換したノックアウトベクターを構築した。それを用い、相同組換えされたES細胞クローンの取得を目指したスクリーニングを前年度に引き続いて行ってきた。その結果、13年度は残念ながら組み換えクローンは得られなかったが、14年度には2クローンの相同組み換えクローンを単離することができた。今後はそれらをマウス初期胚に注入してキメラマウスを作成し、ノックアウトマウスの完成を急ぐ予定である。そして細胞外型Pancortin欠損マウスの表現型の解析を通じその機能を明らかにしたいと考えている。

報告書

(2件)
  • 2002 実績報告書
  • 2001 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] Takashi Nagano, et al.: "Filamin A-interacting protein FILIP regulates cortical cell migration out of the ventricular zone"Nature Cell Biology. Vol.4, No.7. 495-501 (2002)

    • 関連する報告書
      2002 実績報告書

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公開日: 2001-04-01   更新日: 2016-04-21  

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