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抗癌剤動脈内注入法の最適化のための実験的研究

研究課題

研究課題/領域番号 13877144
研究種目

萌芽研究

配分区分補助金
研究分野 放射線科学
研究機関和歌山県立医科大学

研究代表者

寺田 正樹  和歌山県立医科大学, 医学部, 助教授 (80188680)

研究分担者 佐藤 守男  和歌山県立医科大学, 医学部, 教授 (50154109)
白井 信太郎  和歌山県立医科大学, 医学部, 助手 (00192120)
岸 和史  和歌山県立医科大学, 医学部, 助教授 (70254547)
谷畑 博彦  和歌山県立医科大学, 医学部, 助手 (30347596)
研究期間 (年度) 2001 – 2003
研究課題ステータス 完了 (2003年度)
配分額 *注記
1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
2003年度: 100千円 (直接経費: 100千円)
2002年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2001年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
キーワード動脈内注入 / 流体 / 頭頚部癌 / 軸集中 / 乱流 / 層流 / 抗癌剤 / 至適濃度 / 合併症 / 舌癌
研究概要

1.臨床的に動脈造影例の検討を継続して行い層流を臨床画像から検討しこれまでの観察結果を確認した。臨床的には長距離に渡り層流の発生を回避することは困難であった。乱流を作成してもすぐに層流化した。この現象の速さは軸集中モデルで計算したグラフィックと酷似し軸集中が薬液濃度の不均衡の原因として大きいことが示唆された。
2.血管樹モデルで破砕ゲルを用いた軸集中の問題の解決実験には排斥的容量の注入、あるいは持続振盪がいずれも有用であった。比粘度4の血液や破砕ゲル浮遊整理食塩水溶液はニュートン流体に酷似した圧、流量、抵抗、および迅速な層流化現象をしめした。一方で破砕ゲル溶液は軸集中は臨床写真ほどの迅速さを示さなかった。これは血球の回転にゲルの回転が劣ったためと考えられた。
3.最適動注条件の提示(およびデヴァイスの提案・開発)についてバイブレータとパンピング装置が有用であった。

報告書

(3件)
  • 2003 実績報告書
  • 2002 実績報告書
  • 2001 実績報告書

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公開日: 2001-03-31   更新日: 2016-04-21  

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