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野宿者(路上生活者)自立支援システムの構築に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 14510250
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 社会学(含社会福祉関係)
研究機関東京女学館大学

研究代表者

麦倉 哲  東京女学館大学, 国際教養学部, 助教授 (70200235)

研究期間 (年度) 2002 – 2003
研究課題ステータス 完了 (2003年度)
配分額 *注記
2,500千円 (直接経費: 2,500千円)
2003年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
2002年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
キーワードホームレス / 自立支援 / ソーシャルワーク / ソーシャルインクルージョン / 地域福祉ネットワーク / まちづくり / メンタルヘルス / エンパワーメント / 野宿生活、路上生活 / 生活保護 / 都市の緊張 / 貧困 / NPO / 就労自立 / 野宿者 / 路上生活者 / 生活障害 / 就労支援
研究概要

野宿者(路上生活者)の自立支援システムの視点で、東京23区・東京都、神奈川県横浜市、川崎市、大阪府・大阪市、愛知県名古屋市の動向を調査、それぞれの自治体が取り組んでいる実態を調査した。また、それぞれの自治体の独自性・特徴を把握した。
自治体調査を踏まえて、野宿者(路上生活者)自立するうえでのステップアップシステムがどのように構成され、どのように機能するかを検討した。
各都市のNPO、自立支援施設事業者、支援団体を調査し、野宿者(路上生活者)の自立支援にどのような役割を果たしているかを検討した。東京都内においては、懸案の民間の宿泊所を訪問調査し、施設のかかえている問題点、入所者にとってのメリット・デメリットなどを比較考察した。
以上のほか、野宿者(路上生活者)の調査を継続し、野宿者である当事者にとって、緊急施設や中間施設はどのような意味をもっているのか、また自立に関してどのような展望をもっているのか検討した。
また、現に自立生活を継続している元野宿者にとって、現在の生活はどのようなもので、どのような継続的な支援を必要としているかを、事例研究した。
こうした成果のもとに、中央、都道府県、基礎的自治体がどのように連携し、また行政と民間、市民団体や各種事業者がどのように連携し、パートナーシップを構築することが望ましいかを検討した。
こうした中で、ソーシャルインクルージョンという視点で、野宿者が社会の中に受け入れられていくためには、社会の中に、官民のソーシャルワーカーを配置することが重要である点を再確認した。

報告書

(3件)
  • 2003 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 2002 実績報告書
  • 研究成果

    (10件)

すべて 2005 2004 2003 その他

すべて 雑誌論文 (3件) 図書 (3件) 文献書誌 (4件)

  • [雑誌論文] 「スウェーデンストックホルム市における都市と貧困 (2)ストックホルム市におけるホームレス自立支援政策とNPOによる自立支援活動2005

    • 著者名/発表者名
      義平真心, 麦倉哲
    • 雑誌名

      日本都市学会年報(日本都市学会) VOL.37

      ページ: 154-159

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      2003 研究成果報告書概要
  • [雑誌論文] スウェーデンストックホルム市における都市と貧困 (1)スウェーデンストックホルム市における都市再生プロジェクト ハマービショースタッド(Hammarby Sjostad)開発の事例研究2005

    • 著者名/発表者名
      麦倉哲, 義平真心
    • 雑誌名

      日本都市学会年報(日本都市学会) VOL.37

      ページ: 148-153

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      2003 研究成果報告書概要
  • [雑誌論文] 路上生活(野宿生活)者を取り巻く自殺-死に関するコミュニケーション行為論のケーススタディ-2004

    • 著者名/発表者名
      麦倉哲
    • 雑誌名

      人間・エイジング・社会(早稲田大学人間科学部濱口研究室) 第6号

      ページ: 116-124

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      2003 研究成果報告書概要
  • [図書] 社会学が拓く人間科学の地平(濱口晴彦、海野和之編著)2005

    • 著者名/発表者名
      麦倉哲
    • 総ページ数
      250
    • 出版者
      五弦舎
    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      2003 研究成果報告書概要
  • [図書] 住宅白書 ホームレスと住まいの権利(日本住宅会議編(中島明子・岡本詳浩・阪東美智子・麦倉哲他編著))2005

    • 著者名/発表者名
      麦倉哲
    • 総ページ数
      359
    • 出版者
      ドメス出版
    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      2003 研究成果報告書概要
  • [図書] エイジングと日常生活(木戸功・高田知和)2003

    • 著者名/発表者名
      麦倉哲
    • 総ページ数
      171
    • 出版者
      コロナ社
    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      2003 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 麦倉哲: "路上生活(野宿生活)者を取り巻く自殺"人間・エイジング・社会. 第6号. 116-124 (2004)

    • 関連する報告書
      2003 実績報告書
  • [文献書誌] 麦倉哲(義平真心と共同): "スウェーデンストックホルム市における都市と貧困(1)スウェーデンストックホルム市のおける都市再生プロジェクト"日本都市学会年報. 37巻(近刊).

    • 関連する報告書
      2003 実績報告書
  • [文献書誌] 麦倉哲(義平真心と共同): "スウェーデンストックホルム市における都市と貧困(2)ストックホルム市におけるホームレス自立支援政策とNPOによる自立支援活動"日本都市学会年報. 37巻(近刊).

    • 関連する報告書
      2003 実績報告書
  • [文献書誌] 麦倉哲(共著): "都市社会とリスク』社会学の批判と創造シリーズ 第6巻(東信堂)"東信堂(近刊).

    • 関連する報告書
      2003 実績報告書

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公開日: 2002-04-01   更新日: 2016-04-21  

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