研究課題/領域番号 |
14510442
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
国語学
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
池田 証壽 北海道大学, 大学院・文学研究科, 教授 (20176093)
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研究期間 (年度) |
2002 – 2004
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研究課題ステータス |
完了 (2004年度)
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配分額 *注記 |
3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
2004年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
2003年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
2002年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
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キーワード | 図書寮本類聚名義抄 / 翻字 / 古辞書 / JIS漢字 / 漢字字体 / 包摂 / 新字体 / 旧字体 / 真興 / 大般若経音訓 / 多漢字文献 / 法相宗 / 訓点資料 / 息心抄 / 東宮切韻 |
研究概要 |
1 この研究の目的は、図書寮本『類聚名義抄』の翻字本文及び注解を作成することである。 2 図書寮本『類聚名義抄』水部については、その全文の翻字本文を研究成果報告書に掲載した。さらに水部冒頭部分の注解を作成し、これを研究成果報告書に掲載した。 3 図書寮本『類聚名義抄』の原本調査を実現することができた。原本は修理済みであり、閲覧・調査に支障ないことを確認出来たことは大きな成果である。また、そのカラー写真版を入手し、本文解読の精度を高めた。 4 引用原典のうち真興(934-1004)撰『大般若経音訓』に関して、叡山文庫所蔵の『息心抄』について、原本調査を行い、その逸文を収集・整理した。 5 古文献の漢字処理について、情報処理学会の人文科学とコンピュータ研究会において研究発表を行った。特に新字体と旧字体とをどのように扱うかを論じた。日本語学及びそれ以外の人文学研究者、さらには情報学研究者と意見交換を行った。
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