研究課題/領域番号 |
14580253
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教科教育
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研究機関 | 北海道教育大学 |
研究代表者 |
谷本 晃久 北海道教育大学, 教育学部・岩見沢校, 助教授 (20306525)
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研究分担者 |
谷口 幹也 鳴門教育大学, 学校教育学部, 助手 (30335830)
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研究期間 (年度) |
2002 – 2004
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研究課題ステータス |
完了 (2004年度)
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配分額 *注記 |
3,600千円 (直接経費: 3,600千円)
2004年度: 300千円 (直接経費: 300千円)
2003年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
2002年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
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キーワード | 砂澤ビッキ / 社会科教育 / 美術教育 / 北海道 / 異文化理解 / 作品鑑賞 / 日本近代史 / 今を生きる私 / 歴史教育 / 教材開発 / 地域学習 / 彫刻作品 / 彫刻 / 美術科教育 / 伝統工芸 |
研究概要 |
本研究は、社会科教育・日本近代史研究と、美術教育・美術鑑賞論研究との対話により、教科教育的関心から彫刻家・砂澤ビッキの作品・言説の分析と教材化の可能性を探ったものである。研究期間においては、砂澤の作品・言説に関する聞き取りを含む資料収集とデータベース化の作業と併行して行なわれた研究代表者・研究分担者間での対話を核に、研究が進められた。その過程で、(1)教材化を念頭に置いた砂澤作品・言説の研究、(2)新出資料の発掘と分析、(3)砂澤作品をめぐる現代作家との対話、(4)大学、高等学校ならびに中学校における授業実践、が行なわれた。研究の成果は、学会報告、共著図書・学術雑誌への掲載、というかたちで果たすことが叶った。 これらの成果を一覧に供するため、研究成果報告書に能う限り集録し、利用の便を図っている。その内容は以下に記す研究成果のほか、カナダ国バンクーバ市における新出資料を含む砂澤作品・言説に関わる資料紹介、現代作家票國強氏と川俣正氏との対話と分析、慶應義塾ニューヨーク学院高等部ならびに東京学芸大学附属小金井中学校における授業実践の記録である。更に、データベースとして収集資料一覧(稿)及び参考文献一覧を付している。 なお、研究代表者らは当該研究期間を通して専用のウェブサイトを立ち上げ、研究の進展に従いその成果を随時更新し、ネット上での公開につとめてきた。サイトに関するいくつかのレスポンスや情報提供などが寄せられたことから、研究の充実が図られるとともに、こうしたかたちでの学会や社会への成果の還元が果たされたものと考える。 今後はこうして得られた成果を基に、更なる研究の継続と進展を期しているところである。
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