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ナビゲーションとWebスペースの融合のためのメタコンテンツ記述スキーマの創出

研究課題

研究課題/領域番号 14780278
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 知能情報学
研究機関立命館大学 (2003-2004)
大阪大学 (2002)

研究代表者

柴田 史久  立命館大学, 情報理工学部, 助教授 (80314425)

研究期間 (年度) 2002 – 2004
研究課題ステータス 完了 (2004年度)
配分額 *注記
3,600千円 (直接経費: 3,600千円)
2004年度: 400千円 (直接経費: 400千円)
2003年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
2002年度: 2,400千円 (直接経費: 2,400千円)
キーワードナビゲーション / 複合現実感 / モバイル端末 / インタフェース / フレームワーク / 歩行者ナビゲーション / コンテンツ記述スキーマ / XML / XML-Schema / 個人的選好 / Webスペース / メタコンテンツ記述スキーマ / インタラクション / 抽象的要求理解
研究概要

本年度は標記研究課題に関して以下にあげる研究成果を得た.
本研究の目的は,歩行者ナビゲーションとWebサイトの有機的融合を実現するために,両者のコンテンツのベースとなるメタコンテンツともいうべき情報を想定し,それを画一的に記述するための,メタコンテンツ記述スキーマの創出であった.そのための研究目標として本年度は,(1)歩行者ナビゲーションシステムにおける実験的検証,(2)複合現実型情報提示によるナビゲーションインタフェースの検討,について主に研究を進めてきた.特に(1)のテーマを進めるに当たって,単なるナビゲーションにとどまらず,様々なアプリケーションに対応可能な可搬移動型機器による複合現実感システムのフレームワークを新たに設計し,携帯電話及び携帯情報端末を使ったシステムとして実現した.このフレームワークでは単なるナビゲーションのみにとどまらず,博物館における展示ガイドや工事現場・作業現場における手順指示など,幅広いガイダンスに利用可能な枠組として実現しており,これを利用して実際に床下に埋められた配線状況を提示し,作業手順をナビゲーションするようなシステムを構築して実験を進めた.さらに,博物館等での展示物のガイドへの応用を考慮して,複合現実型情報提示に関する検討を進めた.(2)のテーマに関しては,先に述べたとおり,(1)のテーマを実現する上でのテストベッドとしてモバイル複合現実感システムのフレームワークを構築し,そこにおけるインタフェースとして,携帯電話を利用したもの,携帯情報端末を利用したもの,タブレットPCを利用したものなどを試作し,様々な角度から検討を進め,インタフェースの利便性について検証した.

報告書

(3件)
  • 2004 実績報告書
  • 2003 実績報告書
  • 2002 実績報告書
  • 研究成果

    (17件)

すべて 2005 2004 その他

すべて 雑誌論文 (8件) 文献書誌 (9件)

  • [雑誌論文] 多様なモバイル機器に対応可能な複合現実感システムの開発(1)-基本アーキテクチャ第2版-2005

    • 著者名/発表者名
      橋本 崇, 柴田史久, 木村朝子, 田村秀行
    • 雑誌名

      2005年電子情報通信学会総合大会講演論文集 (発表予定)

    • 関連する報告書
      2004 実績報告書
  • [雑誌論文] 多様なモバイル機器に対応可能な複合現実感システムの開発(2)-MR位置合わせ機能の携帯電話への移植-2005

    • 著者名/発表者名
      佐々木亮一, 柴田史久, 木村朝子, 田村秀行
    • 雑誌名

      2005年電子情報通信学会総合大会講演論文集 (発表予定)

    • 関連する報告書
      2004 実績報告書
  • [雑誌論文] 多様なモバイル機器に対応可能な複合現実感システムの開発(3)-分離型クライアントの実現-2005

    • 著者名/発表者名
      吉田友祐, 柴田史久, 木村朝子, 田村秀行
    • 雑誌名

      2005年電子情報通信学会総合大会講演論文集 (発表予定)

    • 関連する報告書
      2004 実績報告書
  • [雑誌論文] 多様なモバイル機器に対応可能な複合現実感システムの開発(4)-改良アーキテクチャでの機能再検証-2005

    • 著者名/発表者名
      吉田友祐, 柴田史久, 木村朝子, 田村秀行
    • 雑誌名

      2005年電子情報通信学会総合大会講演論文集 (発表予定)

    • 関連する報告書
      2004 実績報告書
  • [雑誌論文] 多様な携帯・可搬型機器に対応可能なモバイル複合現実感システム(1)-基本アーキテクチャとコンテンツ記述方式-2004

    • 著者名/発表者名
      柴田史久, 橋本崇, 吉田友祐, 木村朝子, 田村秀行
    • 雑誌名

      日本バーチャルリアリティ学会第9回大会論文集

      ページ: 281-284

    • 関連する報告書
      2004 実績報告書
  • [雑誌論文] 多様な携帯・可搬型機器に対応可能なモバイル複合現実感システム(2)-携帯電話・PDAを用いた試作例-2004

    • 著者名/発表者名
      平岡貴志, 古野光紀, 佐々木亮一, 木田智子, 柴田史久, 木村朝子, 田村秀行
    • 雑誌名

      日本バーチャルリアリティ学会第9回大会論文集

      ページ: 285-288

    • 関連する報告書
      2004 実績報告書
  • [雑誌論文] 複合現実型立体図鑑・カタログにおけるアイテム掲示法に関する考察2004

    • 著者名/発表者名
      大川卓哉, 鈴木瑞枝, 柴田史久, 木村朝子, 田村秀行
    • 雑誌名

      日本バーチャルリアリティ学会第9回大会論文集

      ページ: 297-300

    • 関連する報告書
      2004 実績報告書
  • [雑誌論文] Vivid Encyclopedia -MR 昆虫図鑑-2004

    • 著者名/発表者名
      柴田史久, 吉田友祐, 古野光紀, 酒井理生, 木口健治, 木村朝子, 田村秀行
    • 雑誌名

      日本バーチャルリアリティ学会第9回大会論文集

      ページ: 611-612

    • 関連する報告書
      2004 実績報告書
  • [文献書誌] 藤本 喜彦: "店舗内に設置した全方位視覚センサによる顧客の行動解析"情報処理学会研究報告 CVIM-142. 17-22 (2004)

    • 関連する報告書
      2003 実績報告書
  • [文献書誌] 八尾 智幸: "テレビ視聴行動からの個人的選好獲得のための行動認識"電子情報通信学会技術研究報告 PRMU2003-209. 65-70 (2004)

    • 関連する報告書
      2003 実績報告書
  • [文献書誌] 中南 和宏: "実空間とWeb空間のシームレスな統合を実現するコンテンツ記述スキーマの提案"情報処理学会研究報告 2004-MBL-28. 95-102 (2004)

    • 関連する報告書
      2003 実績報告書
  • [文献書誌] 岡本 直樹: "情報表示メディアを統合したナビゲーションインタフェースの検討"2002年電子情報通信学会 総合大会 講演論文集 基礎・境界. Vol.1. 393 (2002)

    • 関連する報告書
      2002 実績報告書
  • [文献書誌] 柴田 史久: "屋内向け歩行者ナビゲーションシステムにおけるユーザの状況を考慮した目的地推論手法"情報処理学会論文誌. Vol.43, No.12. 3809-3817 (2002)

    • 関連する報告書
      2002 実績報告書
  • [文献書誌] 岡本 直樹: "大規模施設におけるスケジューリングを伴う個人行動支援システム"情報処理学会研究報告 モバイルコンピューティングとワイヤレス通信. 24-27. 191-198 (2003)

    • 関連する報告書
      2002 実績報告書
  • [文献書誌] 中南 和宏: "ナビゲーションとWebの連携のためのコンテンツ記述言語NWCDLの提案"情報処理学会 第65回全国大会 講演論文集. (掲載予定). (2003)

    • 関連する報告書
      2002 実績報告書
  • [文献書誌] 中里 祐介: "歩行者ナビゲーションにおけるユーザの行動履歴からのプロファイル生成手法"情報処理学会 第65回全国大会 講演論文集. (掲載予定). (2003)

    • 関連する報告書
      2002 実績報告書
  • [文献書誌] Fumihisa Shibata: "Inference Mechanism in Personalized Pedestrian Navigation System"Working Notes of Int.Works.on Intelligent Media Technology for Communicative Reality (IMTCR02 : PRICAI-02 Workshop). 34-39 (2002)

    • 関連する報告書
      2002 実績報告書

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公開日: 2002-04-01   更新日: 2016-04-21  

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