研究課題/領域番号 |
15330166
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育学
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研究機関 | 高崎商科大学 |
研究代表者 |
菅原 亮芳 高崎商科大学, 流通情報学部, 教授 (40348149)
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研究分担者 |
寺崎 昌男 立教学院, 本部調査役, 調査役 (20062573)
榑松 かほる 桜美林大学, 資格教職教育センター, 教授 (90112656)
船寄 俊雄 神戸大学, 発達科学部, 教授 (40181432)
小熊 伸一 芦屋大学, 臨床教育学部, 教授 (40221155)
下山 寿子 高崎商科大学, 流通情報学部, 准教授 (30287908)
井上 恵美子 フェリス女学院大学, 文学部, 助教授 (80259316)
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研究期間 (年度) |
2003 – 2006
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研究課題ステータス |
完了 (2006年度)
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配分額 *注記 |
15,900千円 (直接経費: 15,900千円)
2006年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
2005年度: 2,800千円 (直接経費: 2,800千円)
2004年度: 3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
2003年度: 8,500千円 (直接経費: 8,500千円)
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キーワード | 学び / 学校化社会 / 受験情報 / 学校選択情報 / 進学案内 / 雑誌メディア / 受験 / 進学 / 学校 / 教育ジャーナリズム / 教育情報 / 学びの構造 / 「学校化」社会 / 学問選択情報 |
研究概要 |
本年度は研究成果報告書、すなわち『受験・進学・学校-近代日本教育雑誌にみる情報の研究』(学文社から刊行予定)の出版のための準備作業を行った。 研究報告書の概要は以下のとおりである。 (1)本書は明治中期から昭和戦前期を対象とし、雑誌メディアや進学案内書などのような半ば定期的ジャーナルがどのような教育情報を発信したかを、主に「受験」・「進学」・「学校(大学も含む)」という観点から歴史的に検証することを目的とした共同研究成果報告書である。 (2)明治維新以後、日本の近代教育は圧倒的な学校システム中心の形をとって形成された。「学校において学ぶ」という学びの構造が支配的になったのはなぜか。いかなる社会的・心理的メカニズムが「学ぶ者」の側に生まれ、そして形成されたのか、それをもたらした情報とは何であり、その情報は、どのようなメディアを通じ、またさらに学校システムとどのような関わりをもって「学ぶ者」の側に届けられたか。「学校において学ぶ」ということはどういうことか、子ども・青年たちが学校や学問を選択するとはいかなることか、そこでの学びの質や意味を巡る議論が巻き起こっているなかで、それらの課題に正面から取り組んでいる。 (3)より具体的には『受験と小学生』『受験と学生』『螢雪時代』『受験界』『鉄道青年』『大学及大学生』さらには「教育病理」に焦点を当てて学校不適応の観点から多くの情報を含んでいる専門誌『児童研究』をピックアップした。 (4)これらの研究は近代日本の学習・就学、進学、学校の基本的な構造を解明するためにも、近代日本の教育史を再構築するためにも不可欠なテーマであり、教育史研究の空白を埋める。
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