研究課題
基盤研究(C)
(1)NS3発現バキュロウイルスの作成国立感染症研究所・鈴木哲朗博士から供与されたpUC3241からNS3遺伝子をPCRで増幅し、遺伝子断片をバキュロウイルスでのタンパク発現ベクターpACGHLT-A(BD Biosciences Pharmingen社)のSpel-NdeI siteにクローニングした(pACGHLT-Aはクローニングした遺伝子をGST融合タンパクとして発現する)。Bac-To-Bacバキュロウイルス発現システム(インビトジェン)を用いて昆虫細胞Sf9からウイルス液を調整した。(2)組換えNS3タンパクの産生と精製組換えタンパク発現のためにSf9細胞にGST-NS3を発現するウイルス液を感染させ、4日後にSf9細胞を回収。Lysis bufferにて細胞を可溶化し、遠心分離後の上清を回収した。GST-NS3タンパクを含むLysateにGlutathione Sepharose Beadsを加えて、4℃にて3時間インキュベート。ビーズをLysis bufferにて洗浄後、Glutathione溶液にてGST-NS3タンパクを溶出した。溶出した組換えGST-NS3の一部を10%SDS-PAGE後、クマシー染色をおこなった。SDS-PAGE上、溶出されたタンパクの分子量は約43kDaで、融合タンパクの予想される分子量とほぼ一致した。またWestern blotにて、このバンドはNS3に対する抗体に特異的に反応することからGST-NS3であることが確認された。
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