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カルシウムシグナルによる心肥大誘導メカニズムの解析とその制御法の確立

研究課題

研究課題/領域番号 15590776
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 循環器内科学
研究機関鶴見大学

研究代表者

宮武 佳子  鶴見大学, 歯学部, 講師 (10267213)

研究分担者 子島 潤  鶴見大学, 歯学部, 教授 (00164658)
宮武 昌一郎  (財)東京都医学研究機構, 東京都臨床医学総合研究, 副参事研究員 (30239420)
研究期間 (年度) 2003 – 2004
研究課題ステータス 完了 (2004年度)
配分額 *注記
1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
2004年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
2003年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
キーワードNFAT / カルシニューリン / 転写因子 / アルファースクリーン / 心肥大 / 心筋細胞 / カリシニューリン / 分子間相互作用
研究概要

心肥大に関与する転写因子NFATファミリーとその活性化因子カルシニューリンについて、特異的阻害剤の開発およびNFATサブタイプ特異的な機能の解明をおこなった。
アルファースクリーン法による、NFATとカルシニューリンとの結合を定量的に、かつ迅速に解析するシステムを構築した。このシステムを用いて、カルシニューリンとNFATの結合を阻害する、NFAT由来のペプチドや、低分子化合物のスクリーニングをおこなった。スクリーニングの結果複数の低分子化合物が結合阻害活性を示した。さらに、レポーターアッセーを用いて、NFAT依存的転写誘導活性に対する効果を検討したところ、その中の複数の化合物は、転写誘導活性を阻害した。リンパ球において、内在性のNFAT制御遺伝子の発現が抑制されることも確認された。
NFATのカルシウム制御領域に見いだされるカルシニューリン結合領域(CNBR;Calcineurin Binding Region)として、N末に位置し、各サブタイプで保存されているCNBR1とC末に位置し、CNBR1より保存の程度が低いCNBR2の解析を行ったが、これらの結合領域では、サブタイプによる差異は見いだされなかった。新たにCNBR1とCNBR2にはさまれた部分に存在し、核局在シグナルを含む領域が、第3のカルシニューリン結合領域であることを見いだした(投稿準備中)。この結合領域の配列を含むペプチドは、NFAT1およびNFAT2のカルシニューリンに対する結合は阻害するが、NFAT3およびNFAT4の結合は阻害せず、サブタイプ特異的な結合領域であることが示された。

報告書

(3件)
  • 2004 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 2003 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて 2004

すべて 雑誌論文 (3件)

  • [雑誌論文] GATA-3 suppresses IFN-γ promoter activity independently of binding to cis-regulatory elements.2004

    • 著者名/発表者名
      Kaminuma, O., Kitamura, F., Kitamura, N., Miyagishi, M., Taira, K., Yamamoto, K., Miura, O., Miyatake, S.
    • 雑誌名

      FEBS Lett. 570

      ページ: 53-58

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      2004 研究成果報告書概要
  • [雑誌論文] GATA-3 suppresses IFN-γ promoter activity independently of binding to cis-regulatory elements.2004

    • 著者名/発表者名
      Kaminuma, O., Kitamura, F., Kitamura, N., Miyagishi, M., Taira, K., Yamamoto, K., Miura, O., Miyatake, S
    • 雑誌名

      FEBS lett. 570

      ページ: 53-58

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      2004 研究成果報告書概要
  • [雑誌論文] GATA-3 suppresses IFN-γ promoter activity independently of binding to cis-regulatory elements.2004

    • 著者名/発表者名
      Kaminuma, O., Kitamura, F., Kitamura, N., Miyagishi, M., Taira K., Yamamoto, K., Miura, O., Miyatake, S.
    • 雑誌名

      FEBS Letter 570

      ページ: 53-58

    • 関連する報告書
      2004 実績報告書

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公開日: 2003-04-01   更新日: 2016-04-21  

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