研究課題/領域番号 |
15659270
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研究種目 |
萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
精神神経科学
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研究機関 | 東京大学 (2004) 埼玉医科大学 (2003) |
研究代表者 |
海老澤 尚 東京大学, 大学院・医学系研究科, 寄附講座教員(客員助教授) (00201369)
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研究期間 (年度) |
2003 – 2004
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研究課題ステータス |
完了 (2004年度)
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配分額 *注記 |
3,300千円 (直接経費: 3,300千円)
2004年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
2003年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
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キーワード | 睡眠覚醒リズム障害 / 時計遺伝子 / 遺伝子多型 / Rat-1細胞 / 末梢時計 / 化学発光 / 培養細胞 / 相同組み替え / 概日リズム睡眠障害 / luciferase / 疾患モデル |
研究概要 |
Rat-1細胞に生じた体内時計機能を観察するため、1,000,000個のRat-1細胞を35mmディッシュにまいた24時間後、ヒトBmall遺伝子のプロモーターをルシフェラーゼ遺伝子の上流に組み込んだレポータープラスミドpGL3-Bmal1P-PESTを導入し、48時間後に0.1μMのDexamethasoneで2時間刺激し、微弱発光測定装置で発光量の変化を測定した。 その結果、ほぼ一定の24時間周期で発光量が増減するのが観察された。この発光量の変化は、Dexamethasoneで刺激しない場合は出現しなかった。従って、このシステムにより体内時計機能を測定できることが示された。また、他の時計遺伝子のプロモーターを組み込んだプラスミドをRat-1細胞に組み込みDexamethasoneで刺激した場合、異なった時間的位相で発光量が変化することを見出した。従ってルシフェラーゼ遺伝子の上流に様々な時計遺伝子のプロモーター配列を組み込むことで、各時計遺伝子がどのような転写調節を受けているか、この系で確認できることが見出された。 平行して、Rat-1細胞に時計遺伝子多型をノックインするためのベクター開発を行った。ラットゲノムDNAからcasein kinase1 epsilon(CK1ε)遺伝子をクローニングした。今後、ヒトにおいて概日リズム障害発症の抑制因子となるCK1ε遺伝子のS408N多型を、クローニングしたラットCK1ε遺伝子に導入する予定。
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