研究課題/領域番号 |
15H01976
|
研究種目 |
基盤研究(A)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育心理学
|
研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
|
研究分担者 |
鈴木 雅之 横浜国立大学, 教育学部, 准教授 (00708703)
田中 瑛津子 名古屋大学, 教育発達科学研究科, 特任助教 (10754947)
横山 悟 千葉科学大学, 薬学部, 教授 (20451627)
篠ヶ谷 圭太 日本大学, 経済学部, 准教授 (30645289)
Sheppard Chris 早稲田大学, 理工学術院, 准教授 (60350386)
植阪 友理 東京大学, 大学院教育学研究科(教育学部), 助教 (60610219)
子安 増生 甲南大学, 文学部, 教授 (70115658)
市川 伸一 東京大学, 大学院教育学研究科(教育学部), 教授 (70134335)
楠見 孝 京都大学, 教育学研究科, 教授 (70195444)
深谷 達史 広島大学, 教育学研究科, 准教授 (70724227)
瀬尾 美紀子 日本女子大学, 人間社会学部, 准教授 (90431775)
小山 義徳 千葉大学, 教育学部, 准教授 (90546988)
溝川 藍 名古屋大学, 教育発達科学研究科, 准教授 (50633492)
|
研究協力者 |
高橋 雄介
|
研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
|
配分額 *注記 |
45,240千円 (直接経費: 34,800千円、間接経費: 10,440千円)
2018年度: 11,310千円 (直接経費: 8,700千円、間接経費: 2,610千円)
2017年度: 10,790千円 (直接経費: 8,300千円、間接経費: 2,490千円)
2016年度: 10,920千円 (直接経費: 8,400千円、間接経費: 2,520千円)
2015年度: 12,220千円 (直接経費: 9,400千円、間接経費: 2,820千円)
|
キーワード | 21世紀型スキル / メカニズムの解明 / 測定方法の開発 / コンピテンシー促進法の開発 / 具体的な教授法の開発 / 21世紀スキル / 測定 / 評価 / 教育現場での活用 / 21世紀スキル / 21世紀型スキル / 教育実践 / 深い学び / 批判的思考 / グローバルコミュニケーション / 指導法の開発 / 国際比較研究 / 教授・学習 / グローバル・コミュニケーション / 学習スキル |
研究成果の概要 |
本研究では、グローバルコミュニケーション(GC)、深い学び(DL)、批判的思考(CT)の発達の根底に存在するメカニズムの解明を行った。具体的には、これらのスキルの獲得や使用に関わるプロセス、発達や使用の阻害要因について検討した。さらに教育実践者が学習者のニーズに即しながら指導法や評価方法を選択し,自身の実践を展開できるよう、GC,DL,CTを測定・診断する方法を開発した上で、様々な学習文脈(個別学習や学級での学習)、様々な発達段階(初等教育,中等教育,高等教育)を対象として、スキルを促進する具体的な介入方法の開発を行った。その結果、学術雑誌論文60編を含む284編もの研究業績を収めた。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
21世紀スキルの育成に関わる多くの先行研究は、主に各スキルの定義づけや教育政策の変遷に関するものであったのに対し、本プロジェクトは、厳密な科学的手法と教育現場における妥当性を兼ね備えた研究を行った。その結果、日本および世界において実際に使用可能な育成法を提供した。本研究の成果は21世紀の諸問題に対応するための新たな教育方法の展開に寄与すると考えられる。さらに、研究成果をまとめた査読つきの国際的な書籍を、研究代表者が編著者となって刊行しており、これは21世紀スキルに関する国際的な研究文脈の中に我が国の研究を位置づけたという点で重要な成果物であるといえる。
|