配分額 *注記 |
40,040千円 (直接経費: 30,800千円、間接経費: 9,240千円)
2018年度: 8,840千円 (直接経費: 6,800千円、間接経費: 2,040千円)
2017年度: 8,840千円 (直接経費: 6,800千円、間接経費: 2,040千円)
2016年度: 12,220千円 (直接経費: 9,400千円、間接経費: 2,820千円)
2015年度: 10,140千円 (直接経費: 7,800千円、間接経費: 2,340千円)
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研究成果の概要 |
頂点作用素代数と作用素環の局所共形ネットはカイラル共形場理論を数学的に扱うための二つの枠組みであるが,これまで直接的な関係は見つかっていなかった. Carpi, Longo, Weiner と共に,強局所性という条件を付ければ 頂点作用素代数から局所共形ネットを構成することができ,この局所 共形ネットから元の頂点作用素代数が復元できることを示した. さらに強局所性が成り立つための簡単な十分条件も示した. また物質のトポロジカル相の数学的研究を作用素環論を用いて行った.特にgapped domain wallと,anyon系の研究を作用素環論の立場から行った.
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