研究課題/領域番号 |
15H02784
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ウェブ情報学・サービス情報学
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研究機関 | 長岡技術科学大学 |
研究代表者 |
北島 宗雄 長岡技術科学大学, 工学研究科, 教授 (00344440)
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研究分担者 |
小竹 元基 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 准教授 (10345085)
中平 勝子 長岡技術科学大学, 工学研究科, 助教 (80339621)
尾久土 正己 和歌山大学, 観光学部, 教授 (90362855)
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研究協力者 |
志水 翔之
江川 主民
中村 健二朗
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
16,510千円 (直接経費: 12,700千円、間接経費: 3,810千円)
2018年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2017年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2016年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2015年度: 8,450千円 (直接経費: 6,500千円、間接経費: 1,950千円)
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キーワード | 認知科学 / モデル化 / 人間生活環境 |
研究成果の概要 |
本研究では,全方位映像景観鑑賞を対象として,音声による解説情報の提供により鑑賞内容の記憶を強化し鑑賞行動の満足度を高めることを目指した.映像に合わせて様々な内容とタイミングで音声ガイドを提供し,視線計測,記憶テストを行った.音声ガイドに従って鑑賞対象に視線が向いてから対象物の説明が提供された場合に記憶がより強化された。また,対象物に対する知識が多いほど詳細な記憶が残った。これにより,注視している対象に対して既有知識に適合した説明をタイムリーに提供することが,鑑賞行動の記憶の残りやすさに貢献することがわかり,個人鑑賞タイプに合わせた景観鑑賞ナビゲーション環境の構築のための設計指針が得られた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
現実環境に自然に接続する仮想現実環境である全方位映像の中で景観鑑賞行動を経験することにより,鑑賞行動に対する記憶が形成される.本研究では,視覚的経験が主である景観鑑賞行動中に聴覚的経験として鑑賞物に関する情報を音声ガイドとして提供して,鑑賞行動に関する記憶を強化する方法を明らかにした.この成果は,視覚経験を聴覚経験により補足する視聴覚経験の記憶を強化する方法に発展させることが可能であり,記憶強化を目標とする学習に広く適用できる.
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