研究課題/領域番号 |
15H02856
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
自然共生システム
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研究機関 | 愛知県立大学 |
研究代表者 |
吉岡 博貴 愛知県立大学, 情報科学部, 教授 (40332944)
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研究分担者 |
松岡 真如 高知大学, 教育研究部自然科学系農学部門, 准教授 (50399325)
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研究協力者 |
小畑 建太
谷口 健太
三浦 宗徳
安達 勇介
菊池 瞭汰
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
8,710千円 (直接経費: 6,700千円、間接経費: 2,010千円)
2018年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2017年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2016年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2015年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | リモートセンシング / 地球観測 / Himawari8 / AHI / MODIS / アイソライン / 放射伝達モデル / Terra / 自然現象観測・予測 / 人工衛星 / 計算工学 / 計測工学 / 事前現象観測・予測 |
研究成果の概要 |
本研究では,地球観測結果のセンサ間相対誤差を引き起こす3つの要因(解像度依存性,角度依存性,波長依存性)について論考した.観測結果から導出される付加価値の高いデータを対象に,そのセンサ間における関係性解明が目的である.課題実施期間の前半では関係性導出に必要な反射率間の関係式に着目し,解析的手法による導出およびその高精度化を実現した.課題後半では,陸域観測結果の代表例として植生指数データを対象に,センサ間関係式の導出および関係性導出に関する理論の構築を行った.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
人工衛星による地球観測手法は地球全体の環境を長期にわたり把握し,気候変動メカニズムの解明に資する情報を得る手段の1つである.各国研究機関が進めてきた観測プロジェクトは,膨大な量と種類のデータセットの蓄積に繋がった.一方,これらのデータセットは仕様の異なるセンサで観測されたものであり,90年代後半にはデータセット間の連続性および一貫性の重要性が指摘され始めた.本研究の学術的な意義はこれらセンサ仕様差に起因するデータセット間のギャップを埋め蓄積データ全体の精度を高めることに貢献する点にある.観測データの一貫性を高めることは,健全な地球環境の維持に資する取り組みの1つである.
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