研究課題/領域番号 |
15H03013
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生体医工学・生体材料学
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研究機関 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
研究代表者 |
有本 英伸 国立研究開発法人産業技術総合研究所, エレクトロニクス・製造領域, 主任研究員 (50344198)
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研究分担者 |
田中 信治 広島大学, 病院(医), 教授 (00260670)
香川 景一郎 静岡大学, 電子工学研究所, 准教授 (30335484)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
16,900千円 (直接経費: 13,000千円、間接経費: 3,900千円)
2017年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2016年度: 6,110千円 (直接経費: 4,700千円、間接経費: 1,410千円)
2015年度: 7,280千円 (直接経費: 5,600千円、間接経費: 1,680千円)
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キーワード | 生体イメージング / 蛍光スペクトル解析 / 癌検出 / 蛍光寿命 / イメージセンサー / 自家蛍光 / 蛍光スペクトル / がん検出 / 内視鏡 / 分光 / 医用生体光学 / 悪性腫瘍 / 低侵襲診断 / 腫瘍検出 / 応用光学 |
研究成果の概要 |
消化器系の悪性腫瘍を高いコントラストで判別する光学的イメージング技術に関する基礎研究を行った。手術によって切除された実際の腫瘍試料に対して、組織中の代謝レベルの指標となりうる補酵素NADHおよびFADの自家蛍光スペクトルを計測した。血中ヘモグロビンの光吸収を適切に補正することで酸素消費レベルを推定し、腫瘍部と正常部を正確に判別することに成功した。加えて、組織の深さ方向を走査して代謝指標を算出し、腫瘍の存在する深さ分布を推定する原理を開発した。また、補酵素の自家蛍光寿命を計測し、さらに精度の高い腫瘍判別を実現する可能性を見いだした。
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