研究課題/領域番号 |
15H03017
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生体医工学・生体材料学
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研究機関 | 東京医科歯科大学 (2017-2018) 東京大学 (2015-2016) |
研究代表者 |
位高 啓史 東京医科歯科大学, 生体材料工学研究所, 教授 (60292926)
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研究分担者 |
緒方 徹 国立障害者リハビリテーションセンター(研究所), 病院 障害者健康増進・運動医科学支援センター(研究所併任), 障害者健康増進・運動医科学支援センター長 (00392192)
小牧 裕司 公益財団法人実験動物中央研究所, ライブイメージングセンター, 室長代理 (10548499)
筑田 博隆 群馬大学, 大学院医学系研究科, 教授 (30345219)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
16,900千円 (直接経費: 13,000千円、間接経費: 3,900千円)
2017年度: 4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2016年度: 4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2015年度: 7,020千円 (直接経費: 5,400千円、間接経費: 1,620千円)
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キーワード | mRNA / 送達システム / 神経疾患 / 脊髄損傷 / mRNA医薬 / DDS / 難治神経疾患 |
研究成果の概要 |
mRNA医薬は、mRNAを体内に直接投与して、mRNAによってコードされたタンパク質を標的細胞で発現させることによって治療を行う、新しいタイプの医薬品である。本研究では、このmRNA医薬の重要な適応である神経疾患・外傷に焦点を当て、mRNA分子やその送達法の最適化、疾患外傷モデル動物に対する治療実験を行った。その結果、アルツハイマー病などの脳疾患、脊髄損傷に対するmRNA投与による治療効果を確認した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
mRNA医薬は世界的に研究開発が活発化しており、近い将来の実用化が期待される。従来と異なる作用機序により、多くの難治疾患治療や再生医療への応用が研究されている。本研究は特に神経疾患外傷へのmRNA医薬応用に関わる先駆的な研究と位置づけられ、脳におけるmRNA投与による治療効果など、世界で初めての成果も得られている。今後さらに治療効果や安全性についての検証が進められ、我が国発のmRNA医薬実用化に繋がることが期待される。
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