研究課題/領域番号 |
15H03163
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
思想史
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研究機関 | 東京外国語大学 |
研究代表者 |
中山 智香子 東京外国語大学, 大学院総合国際学研究院, 教授 (10274680)
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研究分担者 |
眞島 一郎 東京外国語大学, 大学院総合国際学研究院, 教授 (10251563)
西谷 修 東京外国語大学, 大学院総合国際学研究院, 名誉教授 (20189286)
桑田 学 福山市立大学, 都市経営学部, 准教授 (20745707)
土佐 弘之 神戸大学, 国際協力研究科, 教授 (70180148)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
11,960千円 (直接経費: 9,200千円、間接経費: 2,760千円)
2017年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2016年度: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2015年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
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キーワード | オイコノミア / 統治 / 大戦間期 / ヤナマール / カール・ポラニー / 玉野井芳郎 / 地政学 / エネルギ―論 / 負債論 / 生存(サブシステンス) / エネルギー / グローバリゼーション / 水 / 生存 / 負債 / 贈与 / エコロジー / オイコス / 破局 / グローバル経済 / 不服従運動 / エネルギー経済 |
研究成果の概要 |
本研究では経済活動が市場に関する数量だけでなく、統治つまり一国や国を超えた単位での社会や世界の統合、維持原理に支えられて成立していることを、大戦間期の社会・経済思想と現代のグローバル世界の問題系という複合的な観点から考察した。理論・思想分析としては大戦間期の統治を支えた地政学やエネルギー思想の歴史的文脈を整理し、これらとその後の思想的発展を考察した。また経済をめぐって統治問題が認識される場合の社会運動の重要性を踏まえ、世界システムの「周辺」とし新旧ヘゲモニー支配の構造の交差するアフリカ大陸における社会運動のありかたと琉球弧の事例を分析した結果、貨幣・金融と債務の問題の重要性が明らかになった。
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