研究課題/領域番号 |
15H03319
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
国際関係論
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
Wolff David 北海道大学, スラブ・ユーラシア研究センター, 教授 (60435948)
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研究分担者 |
石井 明 東京大学, 大学院総合文化研究科, 名誉教授 (10012460)
岩下 明裕 北海道大学, スラブ・ユーラシア研究センター, 教授 (20243876)
中地 美枝 北海道大学, スラブ・ユーラシア研究センター, 共同研究員 (90567067)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
15,990千円 (直接経費: 12,300千円、間接経費: 3,690千円)
2018年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2017年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2016年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2015年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
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キーワード | alliance / China / Russia / borders / economics / politics / diplomacy / history / 外交史 / 国際関係 / 中露関係 / 中国 / ロシア / 国際関係史 |
研究成果の概要 |
本研究の多角的な分析の結果明らかになったのは、米国を中国と対抗させたいというロシアの長期的な思惑が、成功に向けて前進したことである。中国は、ロシアと必要以上に接近しないように努めていた。しかし、ロシアは一帯一路構想や中国の軍事発展において中心的に関与した。また、世界の中で影響力を強めようとする中国をロシアは常に支持してきた。中露の接近の結果、それまでに主要な敵対国をロシアと考えていた米国は、短期間のうちにその視線をシフトし、中国を友好的ではない国とみなすようになっていった。中国はあくまで米国の挑戦を受けて立つ姿勢を崩していないが、これらの展開はロシアの思惑通りといえる。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
This research is important for understanding the dynamics of Japan’s two largest neighbors on the Asian continent. Both of them have complicated contemporary relations with Japan, as well as well-honed historical disagreements.
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