研究課題/領域番号 |
15H04027
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
土木材料・施工・建設マネジメント
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研究機関 | 長崎大学 |
研究代表者 |
原田 哲夫 長崎大学, 工学研究科, 教授 (50136636)
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研究分担者 |
佐々木 謙二 長崎大学, 工学研究科, 准教授 (20575394)
玉井 宏章 長崎大学, 工学研究科, 教授 (80207224)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
18,200千円 (直接経費: 14,000千円、間接経費: 4,200千円)
2018年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2017年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2016年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2015年度: 9,620千円 (直接経費: 7,400千円、間接経費: 2,220千円)
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キーワード | 歴史的構造物 / 保存活用 / 補修 / 補強 / 軍艦島 |
研究成果の概要 |
本研究では,端島(軍艦島)の護岸構造物,生産施設,RC建築物等の歴史的構造物を保存活用していくために必要な維持管理,補修・補強工法に関して,現状の材料的・構造的健全性の評価,補修・補強材料の性能評価,および新たな補修・補強工法の開発と適用性の検討を行った.その結果,護岸コンクリートのひび割れやコンクリート部と石積部の肌別れが一部において緩やかに進行しているものの,護岸コンクリートの材料的健全性は十分有していることが明らかとなった,また補修工法として表面含浸材の有効性を明らかにした.さらに,補強システムとして,CFRPアンカートラス構造,高性能コンクリート箱板圧着構造を提案した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の実施により,軍艦島の護岸構造物,生産施設,RC建物の保存活用に直接役立つのみならず,広く歴史的構造物の保存活用のための維持管理,補修・補強の在り方,さらには今後の日本のインフラ老朽化問題にも資する実用的かつ学術的に有用な多くの知見が得られたものと考えている.
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