研究課題/領域番号 |
15H04417
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生物多様性・分類
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研究機関 | 独立行政法人国立科学博物館 |
研究代表者 |
遊川 知久 独立行政法人国立科学博物館, 植物研究部, グループ長 (50280524)
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研究分担者 |
大和 政秀 千葉大学, 教育学部, 准教授 (00571788)
辻田 有紀 佐賀大学, 農学部, 准教授 (80522523)
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連携研究者 |
堤 千絵 独立行政法人国立科学博物館, 植物研究部, 研究主幹 (30455422)
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研究協力者 |
谷亀 高広
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
17,420千円 (直接経費: 13,400千円、間接経費: 4,020千円)
2017年度: 5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2016年度: 6,110千円 (直接経費: 4,700千円、間接経費: 1,410千円)
2015年度: 5,850千円 (直接経費: 4,500千円、間接経費: 1,350千円)
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キーワード | 菌根 / 進化 / 共生 / 寄生 / 従属栄養 / 光合成 / 植物 / 菌類 |
研究成果の概要 |
植物の独立栄養性から菌従属栄養性への進化をもたらした原因を追求した。植物の独立栄養種と菌従属栄養種を含む複数の分岐群を用いて共生菌の変化を解析した結果、植物の菌従属栄養レベルの進化に随伴して特定の共生菌に収斂することが判明した。さらに植物-菌の共生培養系を用いた実験の結果、特定の共生菌が高い栄養供給能を持つことが明らかになった。以上から、「植物がより多くの栄養を供給する菌パートナーを選び適応した結果、菌従属栄養性が進化した」とする仮説の妥当性が検証された。
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