研究課題/領域番号 |
15H04480
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用微生物学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
中山 二郎 九州大学, 農学研究院, 准教授 (40217930)
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研究分担者 |
大谷 郁 金沢大学, 医学系, 研究員 (30377410)
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研究協力者 |
高橋 志達 ミヤリサン製薬, 東京研究部
岡 健太郎 ミヤリサン製薬, 東京研究部
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
17,030千円 (直接経費: 13,100千円、間接経費: 3,930千円)
2017年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2016年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2015年度: 8,710千円 (直接経費: 6,700千円、間接経費: 2,010千円)
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キーワード | クオラムセンシング / クオラムクエンチング / Clostridiales / ウェルシュ菌 / アンタゴニスト / 自己誘導ペプチド / クロストリジウム / 酪酸菌 / クロストリジア綱細菌 / ペプチド / 自己誘導因子 / 応用微生物学 / バイオテクノロジー / 腸内フローラ / グラム陽性細菌 / Clostridium difficile / 応用微生物 |
研究成果の概要 |
本研究では、ヒト腸内に多種多様に存在するクロストリジア綱細菌群のクオラムセンシング(QS:菌密度依存的制御機構)の実態解明と、その人為的制御を目指した。まず、ウェルシュ菌に自身が発酵生産する短鎖脂肪酸により毒素発現誘導QSを抑制するクオラムクエンチング機構が存在していることを見出した。またウェルシュ菌のQS自己誘導ペプチドAIPcpの構造活性相関情報を基にそのアンタゴニストを創製し、QSを制御することに成功した。またプロバイオティクス酪酸菌のAIPcbの構造を解明し、それがウェルシュ菌のQSを干渉することを見出した。以上クロストリジア綱細菌のQSを標的とする腸内フローラ制御の可能性が示された。
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