研究課題/領域番号 |
15H04520
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
森林科学
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研究機関 | 国立研究開発法人森林研究・整備機構 |
研究代表者 |
村上 茂樹 国立研究開発法人森林研究・整備機構, 森林総合研究所, 主任研究員 等 (80353879)
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研究分担者 |
服部 祥平 東京工業大学, 物質理工学院, 助教 (70700152)
登尾 浩助 明治大学, 農学部, 専任教授 (60311544)
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連携研究者 |
南光 一樹 国立研究開発法人森林研究・整備機構, 森林総合研究所, 主任研究員 (40588951)
伊藤 優子 国立研究開発法人森林研究・整備機構, 森林総合研究所, 主任研究員 (60353588)
登尾 浩助 明治大学, 農学部, 専任教授 (60311544)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
16,380千円 (直接経費: 12,600千円、間接経費: 3,780千円)
2017年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2015年度: 11,700千円 (直接経費: 9,000千円、間接経費: 2,700千円)
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キーワード | 樹冠遮断 / 水安定同位体 / 飛沫蒸発 / δD / δ18O |
研究成果の概要 |
一般に、林内雨の水安定同位体比は林外雨のそれよりも大きくなる。この性質を利用して降雨に伴う森林からの蒸発が主に樹冠表面から起きているのか、雨滴飛沫の蒸発で起きているのかを明らかにすることを目指した。 しかし、スギ林における測定では林外雨の水安定同位体比が林内雨のそれよりも大きくなり、本研究の前提が成り立たなかった。同様の結果は海外の複数の研究で得られているが、正しい解釈がなされていない。本研究ではこの現象が理論的にも起こりうることを明らかにし、正しい解釈を与えることに成功した。当初の目的は達せられなかったが、森林における水安定同位体を用いた研究に新たな解釈を与える結果である。
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