研究課題/領域番号 |
15H04582
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
動物生産科学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
豊水 正昭 東北大学, 農学研究科, 教授 (80180199)
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研究分担者 |
大塚 彰 鹿児島大学, 農水産獣医学域農学系, 教授 (10233173)
陶山 佳久 東北大学, 農学研究科, 准教授 (60282315)
喜久里 基 東北大学, 農学研究科, 准教授 (90613042)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
16,510千円 (直接経費: 12,700千円、間接経費: 3,810千円)
2017年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2016年度: 5,720千円 (直接経費: 4,400千円、間接経費: 1,320千円)
2015年度: 6,760千円 (直接経費: 5,200千円、間接経費: 1,560千円)
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キーワード | ストレス制御 / タンパク質分解制御 / 免疫能制御 / 腸内細菌叢制御 / アナカルド酸 / 暑熱ストレス / 胸腺 / インターロイキン6 / エネルギー代謝 / 免疫変化 / 腸内細菌叢 |
研究成果の概要 |
本研究では、暑熱下の肉用鶏の生産性低下の機序を明らかにし、生産性改善のための飼料資材を提案する。暑熱感作した鶏では、骨格筋で発生する活性酸素により骨格筋タンパク質分解は亢進し、脾臓ではT細胞数の低下が観察され、代謝と免疫システムの恒常性のためエネルギー要求が高まった。なお、暑熱感作後期で回腸ではStreptococcus属が減少、Natronincola属が増加傾向を示した。カシューナッツ殻油CNSL給与による生産性改善を検討したところ、暑熱CNSL給与で改善傾向にあった。暑熱感作による腸管の免疫関連遺伝子発現の上昇がCNSL給与で緩和されており、CNSLの生産性改善効果の一部が説明された。
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