研究課題/領域番号 |
15H04634
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
化学系薬学
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研究機関 | 静岡県立大学 |
研究代表者 |
眞鍋 敬 静岡県立大学, 薬学部, 教授 (00251439)
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研究分担者 |
小西 英之 静岡県立大学, 薬学部, 講師 (20565618)
山口 深雪 静岡県立大学, 薬学部, 助教 (70548932)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
16,770千円 (直接経費: 12,900千円、間接経費: 3,870千円)
2019年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2018年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2017年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2016年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2015年度: 5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
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キーワード | 有機合成化学 / 有機反応学 / 触媒反応 / 有機化学 |
研究成果の概要 |
本研究では、遷移金属触媒を用いる従来の有機合成法をより安全かつ簡便なものにし、また、有用化合物の短工程合成を実現することを目指し、以下の①②の研究を行った。①毒性ガスの代わりに、取り扱い容易な代替化合物を用いる触媒反応の開発。②位置選択的活性化を活用する触媒反応の開発。その結果、CO代替化合物を用いる種々の反応、SO2代替化合物を用いる種々の反応、ならびにDHTP等の配位子を活用する種々の位置選択的反応を開発することができた。これらの反応により、安全性の向上と化学合成の高効率化を実現できる。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
毒性ガスの代わりに、取り扱い容易な代替化合物を用いる遷移金属触媒反応は、従来の合成手法を一新する極めて革新性の高いものであり、特に実験室および中規模のプラント製造においては、頻繁に使われるようになると確信している。また、位置選択的活性化に基づく触媒反応は、触媒制御によって位置選択性が発現するものであり、極めて独自性が高い。本研究は、化学合成の高効率化と、企業や大学等で化学合成に携わる実験者・作業者の安全性の向上に大いに貢献できるため、学術的および実用的観点から極めて意義深いものである。
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