研究課題/領域番号 |
15H04844
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
神経内科学
|
研究機関 | 東京女子医科大学 |
研究代表者 |
北川 一夫 東京女子医科大学, 医学部, 教授 (70301257)
|
研究分担者 |
清水 優子 東京女子医科大学, 医学部, 准教授 (20246507)
遠井 素乃 東京女子医科大学, 医学部, 准講師 (50408465)
柴田 亮行 東京女子医科大学, 医学部, 教授 (90226176)
飯嶋 睦 東京女子医科大学, 医学部, 准教授 (90232115)
丸山 健二 東京女子医科大学, 医学部, 准講師 (70349645)
水野 聡子 東京女子医科大学, 医学部, 助教 (90398793)
星野 岳郎 東京女子医科大学, 医学部, 助教 (30724679)
|
研究協力者 |
齋藤 萌子
石塚 健太郎
|
研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
|
配分額 *注記 |
17,550千円 (直接経費: 13,500千円、間接経費: 4,050千円)
2018年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2017年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2016年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2015年度: 8,190千円 (直接経費: 6,300千円、間接経費: 1,890千円)
|
キーワード | 脳虚血 / 側副血行 / 遠隔虚血負荷 / 遠隔虚血コンディショニング / 脳梗塞 / 遠隔虚血 / MRI / 遠隔虚血コンディショング / 虚血耐性 / 虚血プレコンディショニング / 虚血コンディショニング |
研究成果の概要 |
本研究ではマウス脳虚血モデルを用いて、MRIで撮影される超早期病変のサイズと脳表面軟膜動脈吻合血管サイズとの関係を明らかにした。すなわち側副血行が発達しているほどMRI早期虚血病変のサイズが縮小していた。また中大脳動脈閉塞中の下肢遠隔虚血負荷の反復は側副血行発達を促進し、再灌流24時間の脳梗塞サイズを縮小した。脳虚血重症度を規定する要因として脳軟膜動脈吻合発達程度の重要性が明らかになった。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
脳梗塞急性期治療は、アルテプラーゼの普及、血栓回収療法の進歩で格段の進歩を遂げている。本研究は虚血性脳損傷に対する脳保護戦略を側副血行発達の観点からとらえ、その手法として遠隔虚血負荷を取り入れようとしている研究課題である。本手法が臨床的に確立されれば後遺症に苦しむ脳卒中患者を少なくできることが期待される。
|