研究課題/領域番号 |
15H04895
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
精神神経科学
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研究機関 | 山口大学 |
研究代表者 |
渡辺 義文 山口大学, 大学院医学系研究科, 教授(特命) (90182964)
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研究分担者 |
内田 周作 山口大学, 医学部附属病院, 講師 (10403669)
山形 弘隆 山口大学, 医学部附属病院, 講師 (10549934)
樋口 文宏 山口大学, 大学院医学系研究科, 助教 (60711249)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
17,940千円 (直接経費: 13,800千円、間接経費: 4,140千円)
2017年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2016年度: 5,980千円 (直接経費: 4,600千円、間接経費: 1,380千円)
2015年度: 9,360千円 (直接経費: 7,200千円、間接経費: 2,160千円)
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キーワード | ストレス / うつ病 / エピジェネティクス / うつ / 遺伝子発現 / 神経ネットワーク / ストレス脆弱性 / HDAC / CaMKII |
研究成果の概要 |
我が国におけるうつ病の発症機序に関する基礎研究は欧米諸国に比べて圧倒的に不足している。本研究では、「側坐核・海馬・内側前頭前野皮質における神経回路の変容に伴う遺伝子発現異常がうつ病の発症機序となる」との仮説をたて、この妥当性を分子・神経回路レベルで検討した。その結果、これら各脳領域においてストレス対処行動に関わる分子を同定し、その分子を標的とした化合物の抗うつ作用を見出した。また、特定の脳領域の神経活動操作により影響をうける脳部位を同定し、この神経ネットワークがうつ様行動の発現に重要であることを見出した。本研究により、特定の脳部位におけるうつ病態の分子神経基盤の一端が明らかとなった。
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