研究課題
基盤研究(B)
転写因子Foxn1をレンチウイルスベクターを用いてマウスiPS細胞へ遺伝子導入を行った。このiPS細胞による分化誘導の結果、Ly51、UEA1、DLL4を発現する細胞の割合は有意に上昇した。胸腺上皮細胞マーカーを発現する細胞をセルソーターにより分取したのち、ヌードマウスをレシピエントとして腎臓被膜下への移植を行った。移植6週後のレシピエント末梢血をフローサイトメトリーにより解析した結果、有意に末梢血中のT細胞の割合が大きいという結果を得た。さらに移植片内部における未熟T細胞マーカーの発現が見られたことから、作製した胸腺上皮細胞はin vivoにおいて機能的であることが示唆された。
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移植
巻: 52 ページ: 489-494
130006350161