研究課題/領域番号 |
15H04969
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
麻酔科学
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研究機関 | 京都府立医科大学 |
研究代表者 |
天谷 文昌 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (60347466)
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研究分担者 |
岡林 志帆子 京都府立医科大学, 医学部附属病院, 研究員 (00744898)
佐和 貞治 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (10206013)
大橋 憲太郎 岐阜大学, 工学部, 准教授 (50332953)
澤田 麻衣子 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (90330860)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
16,770千円 (直接経費: 12,900千円、間接経費: 3,870千円)
2017年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2016年度: 5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2015年度: 7,540千円 (直接経費: 5,800千円、間接経費: 1,740千円)
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キーワード | インフラマソーム / 神経炎症 / 痛覚過敏 / 後根神経節 |
研究成果の概要 |
本研究では、一次知覚神経のインフラマソーム活性化が神経炎症を引きおこして慢性痛が成立するとの仮説を検証した。 マウス慢性炎症モデルにおいて、インフラマソームを構成するNLRP2、カスパーゼ1の後根神経節における発現を定量したところ、NLRP2とカスパーゼ1活性の有意な上昇を認めた。カスパーゼ1阻害剤およびNLRP2 siRNAの髄腔内投与により、慢性炎症時の痛覚過敏は緩和された。 これらの所見より、後根神経節におけるインフラマソームの活性化が慢性炎症時の痛覚過敏成立に関与することが明らかにされた。
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