研究課題/領域番号 |
15H04992
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
耳鼻咽喉科学
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研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
小川 郁 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 教授 (00169179)
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研究分担者 |
藤岡 正人 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 講師 (70398626)
神崎 晶 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 講師 (50286556)
原田 竜彦 国際医療福祉大学, 大学病院, 教授 (60238186)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
16,770千円 (直接経費: 12,900千円、間接経費: 3,870千円)
2017年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2016年度: 6,370千円 (直接経費: 4,900千円、間接経費: 1,470千円)
2015年度: 7,150千円 (直接経費: 5,500千円、間接経費: 1,650千円)
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キーワード | 免疫学 / 耳科学 / 自己免疫 / 難聴 / 橋渡し研究 / 前庭障害 / 自己免疫性難聴 / 内リンパ水腫 / トランスレーショナルリサーチ |
研究成果の概要 |
当研究では自己免疫発症の実態である免疫寛容の破綻に焦点を当て、発生工学を駆使して新規自己免疫性難聴トランスジェニックマウス(Tg)モデルを樹立し解析している。内耳有毛細胞に外来抗原HAを強制発現するMath-HAを樹立し、さらにこのHA抗原を特異的に認識するCD4+ T細胞、CD8+T細胞を有するTg (6.5TCR,CL4-TCR)と交配させたところ、前者との二重Tgは一側性低音障害から始まる変動性進行性感音難聴を、後者との二重Tgは緩徐進行性両側性高音障害型難聴を呈した。また前者の一部に、難聴の進行に伴って姿勢障害、歩行障害を呈する個体が現れ、組織学的には内リンパ水腫を呈していた。
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