研究課題/領域番号 |
15H05023
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
保存治療系歯学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
和田 尚久 九州大学, 大学病院, 教授 (60380466)
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研究分担者 |
前田 英史 九州大学, 歯学研究院, 教授 (10284514)
清島 保 九州大学, 歯学研究院, 教授 (20264054)
友清 淳 九州大学, 大学病院, 講師 (20507777)
和田 裕子 九州大学, 歯学研究院, 助教 (70380706)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
16,770千円 (直接経費: 12,900千円、間接経費: 3,870千円)
2018年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2017年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2016年度: 7,020千円 (直接経費: 5,400千円、間接経費: 1,620千円)
2015年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
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キーワード | 口腔組織再生 / 幹細胞 / 再生医療 / 歯の発生 / 再生医学 / 歯内疾患 |
研究成果の概要 |
本研究により歯原性上皮においてWnt/beta-cateninシグナル依存的なSema3Aの発現を介した増殖の制御が歯胚発生および形成に重要な役割を担っており、加えて歯牙腫の発生にも関与している可能性が示唆された。加えて、歯根膜組織や歯髄組織における複数因子の発現ならびに組織再生に関連する機能や幹細胞分化誘導法について各々明らかにした。 Semaphorin3Aによる歯原性上皮の発生メカニズムや他因子の機能を段階的、多角的に検討できたことで、効率よく歯周組織を再生あるいは形成誘導する包括的な方法確立のためのメカニズムの一端を明らかにできたと考えられた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
複雑な構造物である歯および歯周組織の再生治療には多面的な治療戦略が必要と考えられる。段階的、多角的に検証を行った本研究から得られたsemaphorin3Aや他因子の機能解析結果は、幹細胞研究や再生研究を展開するにあたって有益な情報を提供するもので、さらに将来の組織再生に基づいた新規包括的歯内疾患治療法の技術開発に繋げていくことができると期待される。
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